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懐かしい曲を聴いて、深い愛に包まれてきたことを知る

one directionのリアムが亡くなったというニュースを
見て、ふと懐かしくなった。

one directionの曲を聴いていたのは
学生のころだったか、社会人のころだったか
時期は曖昧だけど、よく聴いていたことは覚えている。

久しぶりに聴いてみると、歌詞も覚えていた。
「ああ、懐かしい」としみじみ。

おすすめに出てくる音楽が
それまた懐かしいものばかりで
わたしの頭の中が過去に戻っていく。

わたしにとっての人生の歩みは音楽とともにある。

例えば、fight songはアメリカ横断。
long goneはニュージーランド。love yourselfはオーストラリア。
流れ星は高校時代。
あなたがここにいて抱きしめることができるなら、は
聞けば、泣けてくるし、救ってくれる曲だ。

その曲を聞けば、当時を一緒に過ごした人たちの顔が浮かんでくる。

当時、そして今ここに来るまでは、辛かった出来事も
今、その音楽を聞けば、心温まる思い出に変わっていることもある。


わたし高校の出来事で人間不信になったことがあって
ずっとその傷を癒してきたんだけど
まだその人たちのことを心の底からは許してないことがあった。
「寂しかった」「苦しかった」そんな感情が付随していた。

もうそれでも良かったんだよね
そうだよね、もうそのまま受け入れようと思ってたの。

それなのに、今週、急にその人たちに感謝が生まれてきて
大号泣した。
高校時代、いろんなことが重なってほんとに苦しい時期だった。
そんなとき、その人たちに救ってもらってた。
隣にいてくれること、バカしながら笑ってること
家が本当に大嫌いで帰りたくなかったから
一緒に公園で朝まで過ごしたり、ユニバ行ったり
カラオケオールしたり、ピアス開けたり
授業中マクド行ったり鬼ごっこしたり
本当にその人たちと過ごす空間が逃げ場だった。

救ってもらってたなあ
助けてもらってたなあ
支えてもらってたなあ
そんな思い出が溢れて泣いた。

完全に浄化された気がした。

もう今は「苦しかった」も「寂しかった」もない。

あのときそばにいてくれてありがとう
という感謝しかない。

人との出会いの連続で生きていて
ともに過ごす人はどんどん移り変わる。

そんな人生の中で、高校時代をその人たちと過ごせたことに
感謝してる。
救ってもらってたことに今まで全然気づかなかった。

今は心からその人たちを愛してる。あたたかい感情。
ぬくぬくしたものになった。


そんな浄化の後、たまたまおすすめに出てきた流れ星を聴いた。
それは高校時代、その人たちと過ごしているときに
よく聴いていた曲だ。長い間、聴くことを避けていた。
また泣いた。それはあたたかい感情の涙だった。
ともに過ごした思い出が浮かんで、自分の心の中は穏やかだった。


音楽を聴けば、その曲の当時にすぐに戻れる。
わたしの人生は音楽とともにある。
懐かしい曲を聴いて、自分の人生がいかに素晴らしいものか
胸が熱くなる。
いかに深い愛に包まれてきたか実感する。

リアムが亡くなってしまったのは悲しいけど
懐かしの曲のきっかけをくれてありがとう!





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eri
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