肩甲骨で 激痛が起こるぎっくり背中、しびれるような背中の痛み、胃の不調(胃炎、胃潰瘍、胃が弱い)、長引くせきをらくにする
肩甲骨
(症状)
★激痛が起こるぎっくり背中
★しびれるような背中の痛み(肋骨までギシギシ痛い)胃の不調
★胃の不調、(胃炎、胃潰瘍)、胃が弱い
★長引くせき
○ 背中が痛む→背中の痛みは、ゆがんだ背骨からの悲鳴です。
背中が痛む時、肩凝りと同じような凝り玉が背中にできている。→肩引き(肩甲骨の中央部にあり、凝りの名所と言われる場所。背中が痛む時は、この部分を温める。)
(肩甲骨CHECK)
左右の肩甲骨を鉛筆が挟める幅位まで引き寄せることができたら合格。
(原因)
・日ごろ、肩を大きく動かすような動作をほとんどしない。
・菱形筋(胸椎と肩甲骨を内側に結んでいる筋肉で、主に肩甲骨を内側に引き寄せる働き)
肩甲骨が引き寄せられないのは、左右の肩甲骨をつなぐ菱形筋が伸びきっているから。これが背中の痛みのもと。
現代人は、頸椎や骨盤の歪みによって胸椎が複雑にずれ固まっている人も多く、胸椎とくつく菱形筋も影響をうけ、凝りやむくみが生じやすい。
①ぎっくり背中や背中のしびれは、肩甲骨が離れると、菱形筋が硬直してパーンと張った状態になるため。→姿勢が悪く、前屈みになりがちで、胸板がぺったんと薄い人は要注意!
②菱形筋がパンパンに張って柔軟性を失っている為、何気なしに捻っただけ(くしゃみをしたり)で、菱形筋が付着している胸椎がガクンと外れる→ぎっくり背中
問題なのは
③胸椎のずれは臓器の不調とダイレクトにつながる。
胸椎は、多くの臓器へと繋がる神経の通り道。胸椎のずれは、神経の働きひいては内蔵の働きにダメージを与えかねない。
第3胸椎がずれると、せきや気管支炎を引き起こす。
第9、10胸椎がずれると、胃炎や胃潰瘍などの胃の不調
(改善)
1番目 上体ひねりの操体法
両手の指先を重ね合わせて組み、肘が胸と水平になるようにしっかりと開き、ゆっくり左右にひねる。
ポイント
脚を床につけず、ブラブラさせて行なう。→アンダーバスとから上だけが捻れるので、胸椎や頸椎、肩甲骨周辺に集中して利かせることができる。
2番目 温め
身体が動かせるくらい良くなったら、肩引き周辺を温める。
3番目 筋トレ
背中の痛みが良くなってきたら、再び痛むことがないように、肩甲骨周りの筋肉を鍛える。