- 運営しているクリエイター
記事一覧
『シェフ ~三ツ星フードトラック始めました~』
話の大スジとしては。名のあるシェフである主人公が、イザコザで店をクビになる。のち、夏休み中の息子と、慕ってくれてる弟分の三人で、フードトラックで旅しながら移動販売する。というシンプルな話。
思ったことをいくつか。
・とにかく陽気。出てくる人も空気もからっとしている。全然泣かせようとしてる感じが無いのが良い。
・出てくる食いもんがめちゃくちゃウマそう。どんなグルメ番組見るよりも、なんかヨダレも
『ブレードランナー2049』と『ブレードランナー』(ネタバレ有り)
『マッドマックス』をはじめ、歴史的名作に準ずる新作、という流れの映画作品を多く目にする今日。「いやーうまくいかねーんじゃねーの?」と眉をひそめつつも、観てみると「すげーじゃねーか!」って大当たりがばんばん出まくり。映画製作者が達してるレベルの高さには頭が下がる。ありがたやありがたや。
そこへきて『ブレードランナー2049』。あらすじ書くと長くなりそうなので省く。主人公がアンドロイド、とだけ。
映画『サイレント・ヒル』
B級臭のプンプンする血しぶき系は、アタリハズレも多く。「観て損した!」ということも往々にしてあるわけで。
そんな中、アタリだったのが『サイレント・ヒル』。なんかバイオハザードみたいにゲームから映画化したやつらしいですが。
色味で象徴された映像も、異形のクリーチャーも残酷なストーリーもいいですけど、何がすごいって、音がすごい。
ホラー映画って、不安感煽る音とか、「出たーーー!!」って時のガーン
デヴィッド・フィンチャー監督作品 『ゴーン・ガール』
デヴィッド・フィンチャー監督作品 『ゴーン・ガール』
あらすじ。失踪した妻を探す中、夫が殺したんじゃないかとだんだん疑われはじめる。
一言でいうと、バカな旦那と、すげー嫁の夫婦話。というと薄っぺらく聞こえるが。「夫婦とは何か」という問いに、身も蓋もない真理を言っていて。
いまだ延々と議論される、男女間の深い溝に、真っ向から判決を叩きつけるかのような。観る人それぞれに我が身を振り返らせる、普遍
ドイツ映画『善き人のためのソナタ』
ドイツ映画『善き人のためのソナタ』。
おれのような学の無い者はとーぜん、東西ドイツの当時の状況について詳しいわけはないんだが。子供の頃にニュースで見たベルリンの壁崩壊だけは、やけに記憶に残っている。
そんなうっすい知識でも堂々と言える。東西ベルリンモノならこの映画っ!
近年のエンターテインメント映画に慣れてると、この映画の前半は退屈に感じるかもしれんが、最後まで見終わったら「めちゃくちゃ良い
俳優、ファン・ジョンミン
語りたくなる映画の話。オススメ映画レビュー。
韓国ノワール・バイオレンスが楽しいのでちょくちょく見る。
配役などには関心薄い方なのだが。「あっ、またこの人こーゆーえげつない役やってる」ってことが重なると気にもなり。
特に味ある顔、チャウ・シンチーの映画出てくるような笑える顔まではいかないが、なんか見たくなる顔の人。韓国映画ってそーゆー顔多い。
ソン・ガンホさんなんかその最たるもんでしょうし
映画『ラ・ラ・ランド』
語りたくなる映画の話。オススメ映画レビュー。(ネタバレ有り)
さっぱり時流に乗らないヘキですいませんが、今さらラ・ラ・ランド見ての感想。こんだけ経ってたらネタバレだの気にせず書けるってなもんで。
面白いし、話題になるわけだ、と納得した上で。ちょっと残念でもあって。ここからはあえてマイナスな点を書くので、『ラ・ラ・ランド』がすげー好きって方は読まないでもらって。
後半はすげー良かった。事前に見