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エピソード

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M男が震える究極のエピソート。この経験を再現することはできないので、色褪せることはない…
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歪みのはじまり〜あとがき&感謝〜

はじめに長編のご愛読ありがとうございました! 文章を書くのは難しいですね… これでも時間をおいて、4、5回ぐらい添削して投稿したんです。笑 予想よりも沢山の人に読んでいただき、感謝極まりないです。 創作意欲がかなり上がりました。恩返しできるように頑張ります…! 作品について『歪みのはじまり』は私の経験に基づくノンフィクション物語です。 (多少ストーリ調整のため変更している部分はありますが、9割5部そのままの出来事を綴りました。) 私の性癖が歪んだ原因は、間違いなくココ

歪みのはじまり5【完結】〜人間ピラミッド後編〜

卒業間際、僕はさくらちゃんにメールで告白をした。 『好きです。  付き合ってください。』 『ごめんなさい。  でもこれからも友達でいようね。』 あまり喋ったこともなかったので、当然の結果だった。 しかしあの日の放課後や、テストを踏み汚された日の彼女を思うと、メールの文章は優しく感じた。 テストを踏み汚されても、メールで振られても、彼女を嫌いになることは出来なかったー 大人になった今、卒業アルバムを見返した。 そこには運動会で行った全員ピラミッドの写真があった。

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歪みのはじまり4〜人間ピラミッド前編〜

前回までのあらすじ行儀良く育った僕は、教室の椅子を踏みつける彼女たちを許せなかった。 注意しても「出しっぱなしの椅子邪魔だもん」と僕を言い包め、その後も椅子を踏み続けたなるみちゃん。 放課後、机を踏み歩いて遊んでいたななみちゃんとさくらちゃん。 そんな彼女たちに『汚される側の気持ち』を分からせるべく、僕はなるみちゃんの椅子を踏みつけた。 しかしその間にななみちゃんに僕の椅子が踏まれてしまい「なるみの椅子踏んだらダメだよ」と理不尽な注意をされてしまう。 更にさくらちゃ

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歪みのはじまり3〜さくらちゃん〜

前回までのあらすじなるみちゃんだけでなく、ななみちゃんまで椅子を踏み始めてしまい、僕は彼女たちの常識外れな行動に苦しんでいた。 更にとある日の放課後、僕はななみちゃんとさくらちゃんが教室の机を踏み歩いて遊んでいるところを目撃してしまう。 彼女たちに『汚される側の気持ちを分からせる必要がある』と思った僕は、なるみちゃんの椅子を踏みつけることに成功した。 しかし誰かの椅子を踏むことに必死だった僕は、その間にななみちゃんに自分の椅子を踏まれてしまう。 「なるみの椅子、踏んだ

歪みのはじまり2〜ななみちゃん〜

前回までのあらすじなるみちゃん。 毎日デコ出しの髪型で、元気で明るい女の子。 彼女は誰に対しても友好的で、明るい人格の持ち主だった。 しかし彼女は、教室の椅子を上履きのまま踏みつけてしまう癖があった。 行儀良く育った僕は、彼女の行いが許せなかった。 勇気を出して彼女に注意するも、 「…だって出しっぱなしの椅子、邪魔だもん」 と言い包められてしまい、その後も彼女は椅子を踏み続けた。 僕と同じく違和感を覚え始めたクラスメイトもいたが、事態は悪化。 新たに椅子を踏み

歪みのはじまり1〜なるみちゃん〜

僕の性癖を歪ませた小学校僕の小学校は間違いなく荒れていた。 『小学校』というよりかは『僕のクラスの女子が荒れていた』と言ったほうが適切かもしれない。 どちらにせよ、かなり行儀が悪い女子が多かった。 行儀良く育てられた僕は、そんな女子達にかなりの違和感を覚えることになるのだった… 可愛いデコ出しのなるみちゃん毎日デコ出しの髪型で、元気で明るい女の子がいた。 その子の名前はなるみちゃん。 『彼女以上にデコ出しで可愛い女の子は存在しない』とさえと思うほど、本当に似合っていて

あかねちゃん4【完結】

前回までのあらすじ絶対的マドンナ・あかねちゃん。 彼女はいつも男子と距離が近くて、それでいて自信に満ち溢れていた。 好きでもないのにヤキモチを妬かされるような振る舞いで(本当にタイプではなかったが)、上手く言葉にできないがいつも負けている感覚にさせられていた。 (省略) 彼女と付き合うことになった僕は、初デートでプールに誘った。 そしてプールの中で彼女の体を触りに触ったことで、初めて彼女に勝っている感覚を味わうことができたのだった。 しかし有ろうことか、僕は彼女に顔

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あかねちゃん3

前回までのあらすじ絶対的マドンナ・あかねちゃん。 彼女と僕は付き合うことになり、初デートでプールに行くことになった。 プールの中で僕は、彼女の体を触りに触った。 初めて彼女に勝っているという感覚は僕を満足させたが、それ以上の興奮はなかった。 そして小学生の頃から封印していた、女子から屈辱を受けるというよく分からない行為を、彼女にしてもらうようお願いした。 「顔を…踏んでほしい」 彼女は驚いた顔をしたが、直様僕を受け入れる笑顔になった。 「沈んで」 僕は大きく息

あかねちゃん2

前回のあらすじ絶対的マドンナ・あかねちゃん。 彼女はいつも男子と距離が近くて、それでいて自信に満ち溢れていた。 好きでもないのにヤキモチを妬かされるような振る舞いで(本当にタイプではなかったが)、上手く言葉にできないがいつも負けている感覚にさせられていた。 だから僕は、あかねちゃんが嫌いだった。 しかしあかねちゃんとは反対に、僕は中学生のうちに1人すら付き合う青春をおくることができなかった。 卒業間際、その事実に焦った僕の頭に一つの考えがよぎった。 『あかねちゃん

あかねちゃん1

あかねちゃん中学時代、ソフト部に絶対的なマドンナがいた。 あかねちゃん。 同級生の中ではかなり人気があり、それは野球部の半数と付き合ったことがあるほどだった。 …だけど僕にはその魅力が分らなかった。 ほとんどの同級生が彼女に魅了されている意味が、本当に理解できなかった。 何故か僕にも、あかねちゃんとの接点はあった。 僕から絡んだ記憶があまりないことを考えると、きっとあかねちゃんから絡んでくれていたのだろう。 だけど僕はあかねちゃんが嫌いだった。 あかねちゃんと

この性癖になったのは小学生でした

荒れすぎていた小学校私は割と行儀の良い家庭環境で育ったと思います。 「机に乗ってはいけません」 「食べ物を粗末にしてはいけません」 「人の気持ちを考えないといけません」などなど… これは当たり前のことでしょうか。 大人になった今、当たり前のことではないと認識しています。 なぜなら、親がしっかりと教育しなければ、これらのことを子供は常識だと思わないからです。 だからまだ社会に出て間もない小学生の常識は、家庭環境で決まると言っても過言ではありません。 行儀の良い家庭環境で育っ