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【2021年をふりかえる】仕事をする上で影響を与えた本たち
2021年もあと残すところ2週間。
この1年間50冊くらいの本を読んできましたが、
本を読むことで様々な発見がありました。
特に仕事をする中で参考になった本がいくつかあったので
1年の学びを振り返るという意味も込めて、
5冊に厳選してご紹介いたします。
目次
①マイノリティデザイン
②自由からの手紙
③人が動くコンテンツの作り方
④武器になる哲学
⑤13歳からのアート思考
①マイノリティデザイン
苦手や弱さといった一見ネガティブなことを「伸びしろ」として捉え、
「ブラインドサッカー」や「ゆるスポーツ」を実践してきた澤田さんの信念に新たな発想方法を見ました。
多様性が認められる社会において、
マイノリティの人たちが生きやすいように枠組や仕組みを整える
ルールチェンジャーが賞賛される時代へと変化してきている。
こうなると、従来はネガティブに捉えられていた苦手、できない、
は新しいルールを生み出すきっかけとして大きな武器になる。
できないものを持っている弱者が、
価値を生み出す強者になるという逆転現象が、
さまざまな場所で起こっている。
誰かの弱さは誰かの強さを引き出す力。
マイノリティは
社会的弱者という狭義の解釈ではなく、社会の伸びしろ。
マイノリティとは、
今はまだ社会のメインストリームには乗っていない、次なる未来の主役
②自由からの手紙
いきなりですが、「自由」とは、いったい何でしょうか?
わたしは、「何でもやりたいことができて、自分勝手とは違う」と
なんとなく思っていました。
オードリー・タンは2種類の自由を定義します。
ネガティブフリーダム
既存のルールや常識、これまでとらわれていたことから解放され、自由になること。
個人として何かから自由になること
ポジティブフリーダム
自分が変えたいと思っていることを変えられること
自分が起こしたいと思っている変化を起こせること
本当に自由な人とは、
ポジティブフリーダムを実現している人
だと言います。
自由が人の生き方の表われであると教えてくれた1冊です。
③人が動くコンテンツの作り方
仕事柄イベントの企画が多いので、
「人の役に立つコンテンツってどうやって作ったらいいのか?」
という悩みに大事な観点を教えてくれました。
「人の気持ちや生活を理解する」ということは
今後も忘れずに頭の片隅に入れておきたいです。
④武器になる哲学
「哲学っていまいちおもしろくない、学んで何の役に立つの?」
という疑問に答えてくれた一冊。
哲学を学ぶ際には
・プロセスからの学び
・アウトプットからの学び
という2つの学び方があるそうです。
なぜ哲学を学べばビジネスに役立つのか
その理由が少しわかりました。
⑤13歳からのアート思考
今まで美術館に行っても
何がおもしろいんだろうと思っていましたが
「アートにこれだという正解はない」
「自分がその作品に何を見て、何を感じるかが感性」
という筆者の考え方が
アートに対する見方を変えてくれました。
わたしなりの視点を持って、
わたしなりの答えを持つということを大事にしたいです。
以上、5冊の紹介でした。
2022年はどんな本と出合えるかが楽しみです。
みなさんもおすすめの本があったらぜひ教えてください!
ありがとうございました。