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高橋香歩の散文

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散らかった思考を一つにまとめて置いておく場所。
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記事一覧

佐賀のベーグル店 "ATTENA" のオープンを見届けた日

2024年11月1日、佐賀市嘉瀬町に開店公私いろんな場面で付き合ってくれている友人、Sayakaさん…

編集工房edico
2週間前
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佐賀の駄菓子・玩具卸 高橋商店のその後

2023年が終わりを告げようとしています。 先日、長崎の本屋ウニとスカッシュさんにお邪魔して…

編集工房edico
10か月前
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マダムの夢~佐賀県をフェアトレードタウンに~

半世紀にわたり国際ボランティアを続けるマダム 服づくりに生きる作家さん 自己破産のち南阿蘇…

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「なつかし古本市」第2弾を開催しました→次回は4/29開催

築65年の高橋商店の片隅で「なつかし古本市」を4月8日(土)に開催。第一弾の終了後、第二弾の…

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高橋商店の片隅で「なつかし古本市」をお試し開催しました→次週4/15も開催

昨日は急遽佐賀市の高橋商店の片隅で「なつかし古本市」を開催しました。ご来場やご出店、ご協…

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NGと言われている政治と宗教の話

宗教との小さな接点 宗教とそれに類するもの わたしにはそれらとの小さな接点がいくつかある…

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「なりたい自分」があるんなら

夜、書店での勤務後、仕事場のよみかき室に寄ったらまた寒い道を帰りたくなくて、そのまま泊まることがある。 明け方、世間の進行方向とは逆に向かって帰宅。いろいろ言われているけれどもう長いこと朝の登校見守りを続けている人を遠目に見ながら。 「“行動したもん勝ち”だな。そしてその人自身を批判することはできないな」 と、その地道な行動にある種の尊敬の念を抱いた。この人が望む成果につながっているだろうから。そして、自分の胸に問いかける。言い訳を作って、決めたことをやらなくなる流れがい

絶望がいっぱい

いろんな事情があり夫と離婚して子どもと二人暮らしになった母親。 
 なんの保証もなくこれか…

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こんな風にして叶うもの

小谷美紗子さんの曲のタイトルではないけれど、ある起点からの「コトの顛末」を書き出してみた…

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いいカラダになる

生クリームが好きで、なめらかな見た目や舌ざわりに魅了されていた。でも、ふと疑問に思い、そ…

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「なんとなく」からの脱却

彼が豹変したのは付き合いはじめて割と早い時期だった。

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人間としての営み

仕事場に忘れ物を取りに帰って、灯りの消えた街を後にした。 いつもだったら隣の店にも常連さ…

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クリスマス前に

短大で音楽講師だった父のピアノのレッスンを受けていた中学生の頃、父からクリスマスプレゼン…

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世界を作り上げているのは

1000円の書籍を100冊売ったとしても、いろんなものを差し引くと利益は30000円未満だったりする。本屋だけでなく、菓子店でも、雑貨店でも、いかに戦略を立てて売っていくかが鍵。そしてレジ業務などに従事する人たちの給料は大体において安い。時給800円で書店勤めもしているわたしは小売業の現場にいながら、「中の人」たちが、それぞれの楽しみを見つけて生活しているのを見ると、ぐっと来る。みんな「自分にできること」を一生懸命考えて生きている。 この数年、独立系書店をはじめ、本屋の動き