【プロのトレーナーが教える】痩せられないのは遺伝?
今回は遺伝についてお話ししたいと思います。
よく"体質的に太りやすい"とか"太りやすい家系"などと言う方がいらっしゃいます。
果たして、痩せられないのは遺伝のせいなのでしょうか?
今回はその辺りについて書いていきたいと思います。
今回の内容は根拠となるエビデンスや論文などはご紹介できませんので予めご了承ください。
痩せられないのは遺伝?
"よく太りやすい体質"や"太りやすい家系"などという方がいらっしゃいます。
また、親が肥満だと子供も肥満である確率が高いと言ったデータもあります。
果たして太りやすいのは遺伝なのでしょうか?
私個人の見解としては"NO"です。
基本的に太るか痩せるかは摂取カロリーと消費カロリーのバランスによって決まります。
家族であれば同じ食事をしていることが多かったり、食の傾向がなることは十分に考えられるかと思います。
なので、家族全員が太っていたりすることがあると考えています。
もちろん、遺伝的に太りやすい場合もあると思います。
しかし、本当に痩せたくて痩せる方法を見つけたいのであれば、環境や習慣によるところも無視してはいけないのではないかと思います。
体質と遺伝
また、体質と遺伝の違いについても知っておくと良いかもしれません。
体質とは、身体の性質で、遺伝要因と環境要因との相互作用によって形成される、個々人の総合的な性質、とされています。
医学的にはあまり使われない言葉で、東洋医学的な考え方が強い日本だからこそ浸透している言葉のようです。
"遺伝的要因と環境的要因の相互作用"が体質なので、体質は遺伝だけでは決まらないということですね。
この割合がどの程度なのかという点が重要なのですが、そこは難しいので割愛させていただきます。(むしろ分かりやすく確かな情報があれば教えていただきたいです)
遺伝は生殖によって、親から子へと形質が伝わる現象のことであり、生物の基本的な性質の一つである、とされています。
遺伝子やDNAと呼ばれる生物の設計図と呼ばれるものを親から受け継ぐことによって親と似たような形質になります。
この遺伝子も色々と研究されていて、体質に影響することも分かっています。
このように整理してみると、"遺伝のせいで痩せられない"ということはないのではないかと思います。
もちろん、"遺伝のせいで痩せにくい"はあるかもしれませんが、痩せられないわけではないと思います。
また、体質に関しては環境的要因によってある程度変えることができると分かっていただけたと思います。
ぜひ、痩せられないのは遺伝のせいと諦めている方は環境や習慣を変えることで痩せられるので、諦めずにチャレンジしていただけたらと思います。
いかがだったでしょうか?
この記事が何かのお役に立てば幸いです。
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