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お薬たくさん飲んできたけど
みなさんこんばんは。
犬飼うさぎです。
今回は私の精神疾患と薬とのお付き合いについて書いていきます。
よろしくお願いします。
拒食症発症時(高校3年)
精神科に初めて受診したのはこのときです。BMIが17くらいのときに行きました(もともとずっとBMI20~21)。
この時はとくに処方薬はなく、カウンセリングで心理療法を行っていました。
鬱状態がひどかったのと、眠れない症状がありましたが年齢が低かったので処方するには早いと医者から言われました。
正直症状に振り回されながら薬による対処療法もなくてしんどかったです。
この時期を振り返って思うのは、精神科の薬は効くものは良く効くし、症状改善につながっているということです。
摂食障害を発症するまでの私は、大量の夏休みの課題を一週間徹夜して夏休み初日までに終わらせたと思ったら、落ち込んでご飯が食べられなくなって自傷行為を繰り返すなど気分の波がありました。摂食障害の発症のきっかけは鬱状態で食べることでしか気分を紛らわせることができなくなって、自己評価が下がって、痩せていなきゃ価値がないと思い込んだことです。ですのでこの時点で双極性障害の片鱗が見えていました。
適応障害、パニック障害、不安障害(大1)
大学1年のときに祖父母の家に下宿して通学していましたが、祖父が亭主関白で暴力的な人で、ある日祖母に手をあげてから暴力を連想させるものを見ると苦しくなるようになってしまいました。
眠れなくなって、毎日泣いていました。
環境になじめない自分が嫌になってアームカットやODを繰り返していました。電車にのって気分が悪くなることもありました。
祖母に心配されていたので、まずいと思って通学定期券内にある精神科を探して受診しました。
診断は重度のうつ状態と適応障害、パニック障害、不安障害でした。
薬は抗不安薬のアルプラゾラムを出されました。
次に行ったとき、症状がまだよくなってなかったので抗精神病薬のクエチアピンを出されました。眠れるようになったし、気分も落ち着いてきました。医師からは「今までの状態を聞くと双極性障害の可能性も考えられるからこの処方」と言われました。
この時期、拒食で瘦せてからその体型をずっとキープしていて、クエチアピンは太りやすい薬なので怖いと思っていましたが、家に祖父母がいたので過食嘔吐することもなく痩せたままでした。
夏休みになって、あまりにも祖父母の家にいられなくなっていたので大学の近くに引っ越すことになりました。それでその病院へは行けなくなってしまいました。
睡眠障害、摂食障害&気分変調症(大2)
大1の終わりごろ、近所のメンタルクリニックを受診しました。
鬱状態がひどく、非嘔吐過食が悪化していました。また、眠ることができず困っていました。
今までの通院歴を最初の診察で伝えたところ、クエチアピンとアルプラゾラム、デエビゴが出されて様子見になりました。
それからあと、どんどん鬱状態が悪化していきました。
高校2年くらいから、春は短期間の躁、夏は長期間の鬱、秋は短期間の躁、冬は長期間の鬱の繰り返しをしていて、夏に向かってどんどん鬱の波が大きくなっていきました。この時にはデエビゴでは歯が立たず、アルプラゾラムとクエチアピンはラムネになっていました。
睡眠障害、摂食障害、双極性障害Ⅱ型(大2途中~現在)
今までの症状の変遷から、様々な薬を飲んできたので、項目別にまとめてみようと思います。
まず、コンスタントに出されているものは炭酸リチウムです。THE・双極の薬です。飲んでて効果あるような気はしないのですが、飲まないと調子悪いので効いているんだと思います。調子がいいときはこれ一本で大丈夫でした。また、途中からラモトリギンが追加になりました。鬱の予防効果で状態維持に効くそうです。これもよくわからないけどずっと飲んでいます。
躁状態の時に出されるのはバルプロ酸です。私はイライラが強めの躁なので良く効いてます。これを飲むと感情がフラットになる感じがします。鬱には全く効きません。
鬱状態の時が一番長いのでいろいろな薬を飲んでいました。
抗精神病薬ではクエチアピン、オランザピンを飲みました。クエチアピンはあまり効かない。強烈な鬱には勝てませんでした。オランザピンは廃人になりました。眠りながら過食していたので嫌いな薬です。
他の抗精神病薬はラツーダ、エビリファイとレキサルティです。ラツーダは鬱に効いていた気がしますがいつのまにかスタメンから外されていました。エビリファイは低用量で使っていて、朝に目がすっきり覚める以外はあまり効果を感じませんでした。意欲の向上もなかったし、鬱にも効きませんでした。レキサルティは飲み始めてそんなに経ってない一番の新参者ですが、一番良く効きます。鬱状態がすごく緩和されました。意欲低下に効いているかはわかりませんが、強い希死念慮や自殺企図がなくなりました。
躁鬱と本態性振戦にどちらにも効くものとしてリボトリールが出されています。手の震えは治まっていい感じです。
抗不安薬は2種類飲んでいました。
最初はアルプラゾラムでした。最初は結構効果てきめんでしたが、耐性ができたのか全然効かなくなってきたので止めました。離脱症状とかはありませんでした。
次にロラゼパムを試しましたが、これも強いはずなのに全然効果なくてやめました。効果がないなら無駄に薬を飲む意味がないのでかっとしていいと思っています。
睡眠薬はいろいろ試しました。
ずっとデエビゴを使っています。長めに眠れます。
不眠がひどかった時期はエスタゾラム、エスゾピクロンからフルニトラゼパムへ移行しました。
それにプラスしてトラゾドンを入れています。
個人的にサイレース、デエビゴ、トラゾドンで比較的よく眠れます。どれかかけると不眠になります。フルニトラゼパム単体でちゃんと眠れないあたり耐性ついてるのかな?と思いました。以前のOD記事にも書きましたが酒と一緒にODしても眠れなかったのでちょっとしか効いていない感じします。
漢方も飲んでいました。
ヒステリー球がひどかった時期に半夏厚朴湯を飲んでいました。また、抑肝散を躁状態のイライラに出されていました。漢方はあんまり効いている感じしませんでした。なんででしょうかね?
抗うつ薬は基本的に双極性障害の人には躁転するリスクがあるため処方されないのですが、あまりに鬱が良くならないのでちまちま処方されてきました。
最初はSSRIのセルとラリンでした。全然効かなかったのですぐやめました。
SNRIのデュロキセチンはなんか効いている気がします。意欲がある程度出てくるような感じで、飲まないと調子悪くなります。
今飲んでる薬について
今は以下のような構成で戦っています。
気分安定薬:炭酸リチウム、ラモトリギン
抗精神病薬:レキサルティ
抗うつ薬:デュロキセチン
睡眠薬:フルニトラゼパム、デエビゴ、トラゾドン
その他:リボトリール
個人的に結構よい感じで、調子が安定しています。不安感が出たときに困りますが、抗不安薬はベンゾ系なのであまり主治医が出したがらないです。ロラゼパムほしい。
こんだけ薬飲んでやっと日常生活ギリギリ遅れているのでこれからもお薬となかよくやっていこうとおもいます。肝臓を強く持って生きていきます。
薬がなくても生活できるならいいけど、飲まないと確実に自死行きコースなのでこのまま頑張っていこうと思います。