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【親サポ】母が残した缶詰でタイムトラベル(450文字)
ぼちぼち実家仕舞い。
母が亡くなって、父は昨年初夏までひとり暮らしをがんばった。
父は何故か、母が買った保存食は使わず、廃棄もせず、そのまま。
先週行ったとき、お仏壇に供えていたフルーツみつ豆の缶詰が膨れていて、慌てて中身を捨てた。
そのときから、キッチンの缶詰が気になっていたので、今日、父の病院帰りに片づけてきた。
サバ缶、ツナ缶、コーン缶、トマト缶、帆立缶。
合計15個。
賞味期限は
【親サポ】300文字で、繰り返し聞いてくるのは、特別なことだから
午前中は父の担当医から現状説明を聴くために病院へ。
父も同席して、痛みのこと、投薬のこと、リハビリのこと、目指すゴールなど説明を受ける。
救急車で入院したことを思えばずいぶん回復しているが、まだ、施設に帰れるレベルではない。
年越しは病院で。
父も体調を考えればと納得していた。
だけど、その後、午後、夕方、夜と3度電話があり、その度に、年越しのことを説明し直している。
どうやら父にとって正
150文字で、母の小さな庭
実家には庭とも呼べないけど
母が花や緑を植えた一角がある。
夏の終わりに
鬱蒼としていたその場所を
夫と一緒に
草むしりと剪定をして
スッキリした。
草むしりした地面には
いつのまにか
クローバーが生え揃っていた。
ピンクのバラが咲いていた。
母の小さな箱庭は
ひっそりと息づいている。
なんだか大切に思えてくるから
不思議だ。
【親サポ】300文字で、義母が見せてくれた「したいことのパワー」
今日は朝から義母を訪ねた。
義母にしたいことがたくさんある。
家の横の畑で花や野菜を育てる
高圧洗浄機で窓掃除
庭の木を剪定する
遠い畑の小さな果樹を横の畑に移植する
餅をつく
神社にお参りに行く
などなど
その中で
どうしても自分だけではできないことを
子どもたちにサポートを頼む。
頼むときも
自分でできる限り準備をしている。
「したい」という気持ちのパワーはすごいな、と思
【親サポ】200文字で、環境の変化に慣れる速さ
先週金曜日に父が退院した。
今日は退院後初の通院日。
施設に迎えに行くと
車椅子で出てきた。
施設内は歩行器で大丈夫だけど
外は不安らしい。
本人も足が弱っていると話す。
動かないのが原因なのも自覚がある。
ただ
入院中は嫌がっていたコルセットは
ちゃんと装着していた。
施設の人にも
朗らかに話しかけている。
施設入所時と比べれば
環境に慣れるのが早い気がする。
何を話していたか忘れる
【親サポ】200文字で、目まぐるしい1日の終わりに楽しいご褒美
今日はお昼前から実家に出掛けて
役所で申請書類を提出。
無事に受理してもらえたので
あとは審査が終わるまで待つだけ。
春先からの気掛かりがようやくひと段落した。
不備の連絡がありませんように!
そのまま父に面会に行ったら
たまたま主治医に遭遇したので経過を聴く。
まぁまぁ順調。
病室の父は
痛みが和らいできたからか
会話も落ち着いていて
ひと安心。
福岡に戻って
友人たちと炊き餃子。
今日のご
【親サポ】250文字で、バレットジャーナルはお守りでもある
先日、父が入院したとき
医師に父のこれまでの経緯を説明する必要があった。
そのとき活躍したのがバレットジャーナル。
私のバレットジャーナルには
父に関するページがある。
タイトルは「父サポ」
ノートを見ながら話すことで
慌てていても伝え忘れが減る。
起きたこと、したこと、話したこと、感じたこと
とにかく何でも書く。
とはいえ、完璧な記録じゃなくていい。
その日に書かなくていい。
そういえ
【親サポ】600文字で、父の緊急入院と徒歩とフルーツタルト
朝、とても有意義で楽しい打ち合わせをして
さぁ、がんばるぞーと思ったら
父の施設から電話。
痛みの訴えが激しいので
明日を待たずに
今日の受診を進められた。
父の痛みの波は落差が激しいようだ。
看護師さんと話して
リューマチで診てもらっている病院の救急外来に行くことにした。
定期的にレントゲン検査をしているからだ。
そんなわけで急遽外出。
病院に着いて、まずは救急の医師と話し合う。
検査の
【親サポ】400文字で、心のモヤモヤ、思考のグルグルには速歩き
お昼ご飯にパンケーキを焼いていたら、父の施設から電話。
父の腰痛がひどくて、車椅子で生活するようになっているらしい。
骨折が心配だから次の予約を待たずに診察してもらって欲しいとのことだった。
結局、火曜日に行くことにした。
父に電話してみると、落ち着いている。
ただ、足に力が入らないらしい。
なるほど。
検査してもらおうねと話して電話を切る。
まぁ、いろいろあるよね。
仕方ないよね。
どん
【親サポ】500文字で、だいぶ不快で始まった1日が、けっこう快適で終わるまで
昨夜は寝るのが遅くなった。
2時近かったかもしれない。
だけど、起床は4時半。
父からの電話で起きたのだ。
夢と現実が入り混じっていた。
大丈夫かと思いつつ話していると
今の自分の生活では
身体が弱っていくばかりだから
生活態度を改めたい、みたいなことも言い出す。
話すうちに現実に戻ってきたので
小1時間ほどで電話を切る。
もう、寝る時間もないので
そのまま1日が始まった。
そんな朝の感情
【親サポ】300文字で、あせらない、あせらない。
今日は父の通院付き添い。
「穏やかに、冷静に関わる」と決めてスタートした。
短期記憶は悪くなる一方。
だけど、その場の受け答えはウィットにも富んでいて
恐ろしいほどしっかりしている。
医師もびっくりだ。
しかもとっても楽しそう。
そう伝えると、そうだなぁ、そうしよう、と意欲を見せるけど、その場限り。
短期記憶が定着しないからね。
生来の「めんどくさい」病で
衛生面と身だしなみが疎かになり
施