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行く冬 【詩・詩形式】5.[幸せな瞬間集](145文字)

微かに赤味がかった、
雲一つない、
鮮やかな青空。

春のような明るい温かな陽射しに、
黄金色に照り返る、
遠くの山々。

何て美しい…。

冬物コートを着ていると、
車の中は暑いくらい。

一足早く、
春が来たのか?

冬は、もう終わりか?

やや気の早い問いかもしれない。

春を待ち侘びる。


天野マユミ(2025.1.18.)





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