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第一章 私の鬱の時の過ごし方 / 訪問看護に頼る


みなさん、訪問看護ってご存じですか?

私はこの病気になり、病院の先生から紹介されるまで、知らなかったです。

簡単に説明しますと、精神疾患専門の看護師さんが、一定の間隔で家に訪問してくださり、話を聞いてくれるサービスです。

最初は、

訪問看護って何?
何を話せばいいの?
意味あるの……?

と疑問に思っていましたが、サービスを使い慣れてくると、躁鬱の波を安定させるために、なくてはならない存在になりました。

話す内容は、何でもいいのです。

現在の病状のことでもよし
楽しかったことでもよし
日々のちょっとした困りごとでもよし
死にたい……という気持ちでもよし

とにかく、その時話したい内容を話せばOKです。話すことで、すっきりすることができます。

主治医との診察は5分程度かと思いますが、訪問看護は30分ほど時間を取っていただけます。そのため、訪問看護の方とお話をしていく中で、どの状況を主治医に伝えるべきか、一緒に考えることもできます。

病気のことや、小さな困りごとについて、主治医以外に相談できる存在は、とてもありがたいです。

また、私が利用している訪問看護では、メールでの相談も可能です。調子が悪いときや、話を聞いてもらいたいときに、メールをお送りしたりします。

やはり聞いてもらうだけですっきりしたりしますし、ネガティブになってしまっている時に「頓服は飲みましたか?」「ちょっと先生に相談しませんか?」と第三者からの冷静な意見をもらえたりして、何度も訪問看護の方に助けられました。

私は週に1回程度、1回30分で利用していますが、週3回などの利用も可能とのことです。

訪問看護は、病院に付属しているものもあれば、一般の企業が提供しているものもあります。
サービスを受けるためには、医師の指示書が必要になりますので、まずは主治医に相談することをお勧めします。

ちなみに私は、全国展開しているNフィールド(デューン)という会社を利用しています。
ホームページに利用法など詳しく載っていますので、よかったら調べてみてくださいね。
 
 

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