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第9章『生きるための日本史』の書評へのコメント

安冨歩『生きるための日本史:あなたを苦しめる〈立場〉主義の正体』(青灯社)に対する吉成学人さんの書評へのコメントです。 

 安冨先生『生きるための日本史』から、荘子や本居宣長、あるいは映画等のいろいろな話題につながるとは、私の想像を超えられておいでのものです。安冨先生の本がそうした性格を帯びているからでしょうか・・・。

 本書の特徴の一つは、著者本人である安冨先生と、何人かの対話相手の方との間で、本書の内容が語られていることだと思われます。例えば、下記の動画では、音楽家の片岡祐介さんとお話しをされています(前半と後半に分かれています)。

 一月万冊でも、何度か取りあげられています。

 noteクリエイターの竹遊亭田楽さんの書評もあります(コメント欄に、安冨先生が詩を寄せられています)。

 安冨先生は、かつて、インタビューに答えて、次のようにお話しされています。

音楽とか芸術とかファッションとか、そういうものも総合的にやっていきたいと思います。とにかく色々なボーダーを越えていきたい。コミュニケーションを引き起こす事をやっていくしかないと思いますね。
             「コミュニケーションを生む本を発信したい」

 出版を通じて、まさにいろいろなボーダーを越えてコミュニケーションを引き起こされていると、言えますね。

#安冨歩 #生きる #代読ダイアローグ #書評 #読書感想文 #日本史 #青灯社 #2021年の出会い


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野口 大介(のぐち だいすけ)
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