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図書館でのマナーを守ろう!本を大切に使うためのポイント

こんばんは! デジタルな図書館司書です。
最近、図書館利用のマナーについて耳にしたことはありませんでしょうか。
今回は、その件について記事を書いていきます。

図書館は、誰でも利用できる公共の場所であり、本を借りたり、読んだりするための素晴らしい場所です。しかし、その場所を快適に、そして次の利用者のために大切に使うためには、いくつかのマナーを守ることが必要です。今回は、図書館で気をつけるべきマナーを具体的な例とともに、わかりやすく説明します。


1. 本は所定の棚に戻す

本を借りるとき、借り終わった後に大切なのが本の管理です。
借りた本は必ず所定の棚に戻すようにしましょう。

具体例:

図書館内で本を探しているとき、「これが面白そう!」と思って手に取ってみたけれど、途中で読みたくなくなった場合や、結局別の本を借りることになった場合、必ず元の場所に戻すのがマナーです。もし本を棚に戻すのを忘れた場合、他の利用者がその本を探しても見つけられなくなってしまいます。

また、たまに本が無造作に積まれている場所を見かけますが、それも良くありません。戻し場所がわからない場合は、スタッフに渡すなどして、きちんと管理してもらうようにしましょう。

2. 本を傷つけないように大切に扱う

図書館の本は、多くの人々が利用するものです。だからこそ、利用者自身が本を傷つけないように気をつける必要があります。

具体例:

  • ページを折らない:本のページに折り目をつけることは避けましょう。特に、ページの角を折ってしまうのは避けたい行為です。どうしてもページを開く必要がある場合は、軽く指で押さえるだけにしましょう。

  • ページを破らない:ページを破ることは図書館本にとって非常に大きな損傷です。もしページが破れてしまった場合は、無理に直そうとせず、図書館スタッフに報告するようにしましょう。ページが破れた状態で本を次の利用者に渡すことはできませんので、破れないように慎重に扱うことが大切です。

  • 書き込みをしない本にペンで書き込みをするのは絶対にNGです。メモが必要な場合は、別のノートに書くようにしましょう。本に書き込みをしてしまうと、次に借りる人がその本を読みづらくなってしまいます。

  • 汚さないようにする食べ物や飲み物を持ち込んで本を汚さないようにしましょう。特に飲み物はこぼれやすいので、本を開く場所には注意が必要です。飲み物を飲みながら本を読むのは止めましょう。本をもっと大切に、慎重にあつかいましょう。

3. 読み聞かせの場面でのマナー

図書館では、子ども向けの読み聞かせのイベントが行われることもあります。そのような場合、図書館のスペースや利用者の快適さを保つために、いくつかのマナーを守ることが大切です。

具体例:

  • 土足厳禁の場合は靴を脱ぐ:読み聞かせのために集まったスペースでは、床に座ることが多くあります。館内で土足厳禁の場所がある場合、靴を脱いで参加するようにしましょう。もし靴を脱ぐ必要がある場合は、スリッパを準備しているところもありますので、それを利用するようにしましょう。

  • 静かに聞く:読み聞かせの場面では、他の子どもたちが集中して楽しむことができるように、大声で話したり、走り回ったりしないように気をつけましょう。

4. 本を濡らさない

図書館の本は、多くの人々に利用されるため、清潔な状態を保つことが重要です。本を濡らしてしまうと、次の利用者にとって不快な思いをさせることになります。

具体例:

  • 雨の日は注意:外から図書館に入る際、雨の日は特に注意が必要です。カバンやコートをしっかりと乾かしてから、本を取り出しましょう。もし濡れてしまった場合は、図書館スタッフに報告し、対応をお願いしましょう。

  • 飲み物のこぼれに注意:先ほども触れましたが、飲み物を持ち込んで読書をする際は、必ず本を濡らさないように気をつけましょう。カフェスペースがある図書館もありますので、そちらで飲み物を楽しんでから本を手に取るのが良いかもしれません。

5. 貸出サービスのマナー

図書館で本を借りる際、貸出手続きにもマナーがあります。予約や延長のルールを守ることは、他の利用者のためにもなります。

具体例:

  • 予約の際はキャンセルを忘れずに:本を予約した後、急に読まなくなった場合や他の本を選ぶことになった場合は、予約をキャンセルするようにしましょう。キャンセルをせずに放置してしまうと、次にその本を借りたい人に迷惑がかかります。

  • 返却期限を守る:貸出期間が過ぎた場合、返却が遅れると、他の利用者がその本を借りられなくなってしまいます。借りる前に期限をしっかり確認し、期限内に返却することが大切です。



まとめ

図書館を利用する際はマナーに気をつけよう

図書館は、多くの人が利用する公共の場所であり、マナーを守ることが大切です。特に、本を傷つけないように扱い、所定の棚に戻すことや、飲食物を持ち込まないことは基本中の基本です。また、読み聞かせなどのイベントでは静かに過ごし、土足厳禁の場合は靴を脱ぐなど、状況に応じたマナーを守ることも重要です。

図書館の利用マナーを守ることで、次に来る人たちも気持ちよく本を楽しむことができ、みんなが快適に過ごせる空間になります。ぜひ、これらのポイントを意識して、図書館を利用しましょう!




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