デジタルな振る舞い

人生100年時代を生き抜くデジタルマスターを育てることを目指して、デジタル・AI関連コ…

デジタルな振る舞い

人生100年時代を生き抜くデジタルマスターを育てることを目指して、デジタル・AI関連コミュニティを提供しています。合言葉は「カチカチ」 https://digital-furumai.com/

マガジン

  • 週刊デジタルな振る舞い

    デジタルな振る舞いの人生メンター横山による熱血講義

  • デジタルな振る舞いの人たち

    デジタルな振る舞いの人たちの投稿をまとめています。 提供:デジタルな振る舞い株式会社(https://essential.digital-furumai.com/)

最近の記事

リーダーの仕事「教わり上手」の育て方

今日のテーマは「教え上手と教わり上手」です。 リーダーとして、私たちは「教え上手」になろうとする傾向があります。 ゴールを明確に、指示を具体的に、議論を論理的に進めるなど、 効果的に部下やチームに教えようと日々努力しています。 それ自体はもちろん重要なスキルですが、 私が感じるのは、リーダーとしてもっと大切なのは 「教わり上手を育てること」ではないかということです。 「教わり上手な人」は、学び続け、成長し続けます。 もちろん、その人の性格や育った家庭環境なども影響し

    • 学ぶより使え

      毎年この時期になると、ASEANからの訪日客とのアポイントが増えます。 特にシンガポール、マレーシア、インドネシアからの事業家から 企業訪問を希望されることが多いのです。 というのも、現地は11月中旬からスクールホリデーで バケーションシーズンに入るからです。 彼らは自国で成功した実力者たちで、 東アジア市場への進出を視野に入れています。 しかし、日本についての情報は思っていた以上に少なく、 政府機関とは話ができても、現場のプレイヤーとつながるのが難しいと言います。

      • つまずきポイントを深ぼれ

        今日はビジネスが単発で終わっていまいがちな 「つまづきと流れ」についてお話しします。 私の壁打ち部屋に持ち込まれる話題のトップは ビジネスアイデアです。 アイデアをどう思うか ビジネスになりそうか 一緒に叩いてくれ といったものですが、 良いアイデアなのに「流れ」を考えていない、 点だけで終わってしまっているケースがあります。 この流れを作るために必要なのが 「ユーザーはどこでつまづくか」からの深堀りです。 ビジネスには、必ず顧客が迷ったり 行動を止めてしまうポイ

        • まずは、定義づけから

          今日はビジネスや人生の様々な問題における 「定義づけ」の重要性についてお話しします。 ヴィレッジの皆さんにも利用いただいている壁打ちには、 実に様々なご相談が寄せられます。 ビジネスの課題やキャリアの選択、 家庭の問題から、お子さんの進路、 そして親御さん介護まで。 私自身、経験や知見がある分野もあれば、 正直、深い知識がない領域も少なくありません。 それでも壁打ちに付き合っている中で、 ある共通点やパターンが見えてきました。 方向性が決まっているのに踏み出せない

        リーダーの仕事「教わり上手」の育て方

        マガジン

        • 週刊デジタルな振る舞い
          61本
        • デジタルな振る舞いの人たち
          453本

        記事

          他社が嫌がることをやる!競合対策の極意

          先日は「リストに残れ、まずは落とされないこと」 についてお話ししました。 では、その次に何が必要かを今日はお話しします。 次にやるべきことは、独自性を語ることでしょうか? 競合との差別化や優位性をアピールすれば、選んでもらえる? 確かにそれも重要です。 しかし、注意すべき点があります。 それでは提供者目線が強くなりがちになるということです。 提供者側から見た差別化がいくら素晴らしくても それが顧客にとって「どう役立つのか」が曖昧であれば、 顧客は置き去りにされているよ

          他社が嫌がることをやる!競合対策の極意

          KBFの前に、リストに残ってますか?

          今日はKBFを語る前に 意識すべきことをお話しします。 KBFとはKey Buying Factor、 購買決定要因のことです。 MBA的な視点ではこのKBFを尖らせて 「ターゲットに刺す」なんて言いますよね。 (個人的には「ターゲット」も「刺す」も 適切な表現ではないと思いますが) しかし、購入動機を突き詰める前に、 まずもっと大事なことがあります。 それは「比較対象に残ること」です。 顧客は商品やサービスを購入する際、 必ずと言っていいほど他と比較します。

          KBFの前に、リストに残ってますか?

          論理よりも感情。感情よりもxx

          今日は「論理よりも感情。感情よりも体験が重要」 というお話をします。 ビジネスのディスカッションをしていると、 自分のイメージと相手のイメージを共有するのが難しいことがあります。 相手が話してもこちらがイメージできない。 こちらが話しても相手がピンと来ない。 そんな経験、あなたにもあるのではないでしょうか。 こういう場面では、いくら論理的に説明しても 理解されないことがよくあります。 ロジックツリーや「ようはこういうことです」とまとめても、 「うーん、よくわかんない

          論理よりも感情。感情よりもxx

          ピンチの時の振る舞い方

          今日はピンチの時の振る舞い方についてです。 先日、出張で名古屋に行ったんです。 その日はちょうど台風が接近していて、 下手をすれば東京に戻れないかも、という状況でした。 用事を済ませて夜になったところで、案の定新幹線はストップ。 名古屋に宿泊することになりました。 ここまでは想定内だったのですが、 困ったのは翌日も運休するという発表。 あ、これは困ったなと。 止まるのは仕方ないとしても、見通しが立たないのは厄介です。 いつまで足止めされるんだろう、と不安に思いました

          ピンチの時の振る舞い方

          シェアのされ方

          今日は新旧の代表的なマーケティングモデル、 「AIDMA」と「AIMAS」についてです。 AIDMAは消費者が 商品に気づき、興味を持ち、欲望を感じ、記憶に残し、 最終的に購入に至るまでのプロセスを示すモデルです。 これに対してAIMASは、 AIDMAの流れに「Share(共有)」が加わります。 この場合の「Share(共有)」とは 消費者が商品やサービスを購入・利用した後、 その体験を他者に伝える行為です。 クチコミは昔から効果的な販促手段でしたが SNSの普及で

          「任せたよ」はナメられる

          今日は「任せたよ」はナメられる、というお話です。 先日、こんな体験をしました。 あるプロジェクトで、「任せたよ」と言って 委託事業者さんに業務を依頼しました。 ところが、出来上がった成果物を見て愕然としました。 思っていたものとは全然違う。。 何が違ったのかというと、受け手の設定。 成果物を受け取る人の理解度のレベルについて 摺り合わせができていなかったのです。 これは完全に私のミスなのですが、 どうも事業者さんは私のレベルに合わせたようでした。 つまり、私をペル

          「任せたよ」はナメられる

          テールイベント

          今日は「テールイベント」についてお話しします。 本来は統計やリスク管理の分野で使われる言葉で、 通常の予測や計画では見落とされがちな 重大な影響を持つ出来事を指します。 今回はそれを 「数々の失敗の後の成功が大きな成果をもたらす」 という文脈でご紹介します。 ビジネスの成功者と呼ばれる人々の軌跡を辿ると、 多くの失敗を経験していることがわかります。 しかし、彼らが最後に成し遂げたたった一つの大きな成功が それまでの全ての失敗を覆し、成功者としての地位を確立させています

          時間に追われている割に、、、なのであれば。

          今日は時間に追われているのに稼げないなら 創造する時間を創りましょう、というお話です。 ただでさえ時間がないのにこれ以上時間を作れないよ、 というあなたにこそ実践していただきたい内容です。 ある調査によると、 米国のスモールビジネス3170万社の8割は従業員ゼロで そのうち9割が週末も働いているのに半数以上は赤字。 そして年収は1,000万円以下だそうです。 長時間労働なのに収益が上がらない。 つまり、価値がないものに時間をかけてしまっているのです。 私にも経験があり

          時間に追われている割に、、、なのであれば。

          一瞬でリピ(ーター)決定

          今日は一瞬でリピーターになったお話です。 先日、私は自転車屋さんへ行きました。 タイヤのチューブがダメになってしまって 交換しに行ったんですね。 事前に電話して混み具合を聞いたところ 「3週間くらいかかります」と言われました。 えー、チューブを変えるだけなのに と思いつつも、とにかく持っていきました。 閉店時間間際に到着し、 若いスタッフが入口で対応してくれました。 「すみません、今修理が混んでまして」 と同じ説明。 うーん、困ったな。 そんなにかかるのかー、と嘆

          一瞬でリピ(ーター)決定

          ノイズに惑わされず

          先日、かつての教え子たちに呼ばれて会ってきました。 会いたいから来てくれと。 東洋大の学生は会いに来るんですが、 BBT大の学生は呼び出すんだよなーwと思いながらも BBT(ビジネス・ブレークスルー)大学の卒業生に会ってきました。 歳はみんな20~30代で、 すでに起業しているか、起業準備中の人たちです。 悩みは何かというと、 CPA(顧客獲得単価)が高止まりしている、 ピボットしようか迷っている、どうにもワクワクしない といったところ。 在学中に一念発起して起業した

          ノイズに惑わされず

          かけるべきものと節約すべきもの

          今日はかけるべきものと節約すべきものについて お話しします。 あなたは旅行に行くときには どの交通手段を使いますか? 例えば東京から福岡へ行くとしましょう。 選択肢は色々ありますね。 飛行機、新幹線、フェリー、夜行バス どれも目的地の福岡へは到達できますよね。 しかし、かかる時間と費用は異なります。 早く行くにはお金がかかる 安く行くには時間がかかる 早く着いたら自分がやれることが増える 遅く着いたらそうもいかない ここまでは当たり前のことなのですが、 この先を

          かけるべきものと節約すべきもの

          場は一日にして成らず

          今日は場についてお話します。 物理的な場もさることながら、 自分で主宰している あるいは存在感を示せる場についてです。 経営で言うところのプラットフォームですが、 あなたは自分が仕切れる場を持っていますか。 場づくりというと大変なイメージがありますが、 はい、大変ですw 時間はかかるし労力はかかるし マネタイズなんて夢のようにも思えてきます。 思うように成果は出ないし たまにクレームめいたことで凹むこともあります。 世界はすでに色々な場で溢れていて、 誰も彼もがイ

          場は一日にして成らず