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「替えがきかない人材になるための専門性の身につけ方」を読んで

以下の本を読んで学んだことを書いていきます。 何かを知っていることと、その知識を使って何かができることには、大きな隔たりがあるように感じます。 例えば、コミュニケーション一つをとってみても、ビジネス書に書いてあることをそのまま現場で使えるわけではありません。書籍に書いてあるコミュニケーションのコツを自分なりに消化して、何度もPDCAを回しながら体得していくものかと思います。 プログラミングやデザインなど、「スキル」と言われているものも教科書で学んだことと、実際に手を動かして

    • 「強さの磨き方」を読んで③

      以下の本を読んで学んだことを書いていきます。 以下の記事の続きです。 強さのロールモデル モハメドアリや、デイビッドボウイなど、偉人の生き方や言葉を引きながら、強さとはなにかを探っていく章でした。 私はスポーツ選手の言葉を見聞きして、それでモチベーションを上げたり、考え方を学んだりしました。 小学生の課題図書で、イチローが小学生のときに毎日練習していたということを読みました。 すごい成績を出す人はとにかく練習するんだなぁと子供ながらに感じるものがありました。

      • 「強さの磨き方」を読んで②

        以下の本を読んで学んだことを書いていきます。 以下の記事の続きです。 強さの磨き方 自分の子供を含め、他人の才能は理解しやすいと思います。一方で、自分がどんな才能を持っているのかは、なかなかわからないものです。 元陸上選手の為末さんが書籍の中で以下のようなことを言っています。 才能をいかに伸ばしていくか、自分がどの段階にいてどんな課題をクリアすべきなのかを客観的に見られると良いのかもしれません。 職人技と言いますが、何をどうやったら実現できるのかわからないようなことが

        • 「強さの磨き方」を読んで①

          以下の本を読みました。 強さと人間理解 強くなるために、人間・社会について知ることを勧めるのは目から鱗でした。愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶという名言もあります。歴史や世界について知ると、タテヨコに思考が広がり、より自由に物事を捉えられそうです。その上で、自分の軸を持って、物事の判断ができるようになりそうです。強いと言うのは、自分の判断軸を持っていると言うことではないかという気がしました。 弱さを眺める 嫉妬、孤独、不安、ストレスとどう向き合うかが語られていま

        • 「替えがきかない人材になるための専門性の身につけ方」を読んで

        • 「強さの磨き方」を読んで③

        • 「強さの磨き方」を読んで②

        • 「強さの磨き方」を読んで①

          「仕事が麻雀で麻雀が仕事」を読んで⑤

          以下の記事の続きです。 ユニークさが大事 もと陸上競技者の為末さんの本に以下の内容が記載されていました。 まずは思い切り遊び、その後、型を覚えて、他人を観察する。その次が、中心をつかむ段階だそうです。 力が抜けて、自然体になっているそうです。確かに、職場で仕事のできる人はやわらかい雰囲気で、マイペースな人が多いような気がします。 一方で、仕事は早く、コミュニケーションも的確です。しかも、その人しかできないような質の高い仕事をします。 そのためには、その前段階で仕事自体が

          「仕事が麻雀で麻雀が仕事」を読んで⑤

          「仕事が麻雀で麻雀が仕事」を読んで④

          以下の記事の続きです。 年齢で衰える理由は身体ではなく「学習意欲」 学習については、以下の本が参考になりました。 学び続けるためには、それを面白がることが大事ではないかと思います。遊びの感覚があって、それに熱中している状態だと、自律的に学びを広げたり深めたりしていくのではないでしょうか。 目的を持ってやるというよりは、自分が知らない技術やトレンドが出てきたから、なんの役に立つかはわからないけど色々調べてみようという感覚かと思います。 もしくは目の前に解くべき課題があると

          「仕事が麻雀で麻雀が仕事」を読んで④

          「仕事が麻雀で麻雀が仕事」を読んで③-キレたらそこでゲームオーバー

          キレたらそこでゲームオーバー 仕事をしていると、キレそうになることは多くの人があるのではないかと思います。しかし、それをうまくコントロールするのは難しいです。 アンガーマネジメントについて、以下の本が有用でした。 「怒り」「悩み」などに反応しないためには、それを「正しく理解すること」と言っています。「反応しない」というとそれを無視することを想起するかもしれませんが、それを冷静に合理的に捉えて乗り越えていくプロセスが述べられています。実践するのは難しい面もありますが、

          「仕事が麻雀で麻雀が仕事」を読んで③-キレたらそこでゲームオーバー

          「仕事が麻雀で麻雀が仕事」を読んで② - 「食えない奴」について

          以下の本を読んで考えたことを書いていきます。 以下の記事の続きです。 食えない奴ほど強い 仕事ができる人は「食えない人」というのは、なんとなくわかります。 「食えない」というのは、いくつか要素に分解ができそうです。 まず、「人と違う視点を持っている」ということがありそうです。 元陸上選手の為末大さんの以下の本を読んだ事があります。 「面白いから」という理由で、自分で学びを進めるような姿勢かと思います。「資格を取ってキャリアアップしたいから」といった外発的な動機ではなく

          「仕事が麻雀で麻雀が仕事」を読んで② - 「食えない奴」について

          「仕事が麻雀で麻雀が仕事」を読んで①

          サイバーエージェントの藤田社長の本です。 私自身、麻雀はほとんどやったことがありません。しかし、麻雀が趣味でおそらく非常に強い方が取引先にいて、その人がとんでもなく仕事ができることから、麻雀と仕事の関係性に気になっていました。 麻雀を通じて、大局観が身につくのではと想像していました。 そんなときに、本書が目に留まり、読んでみました。 本書の構成自体が、麻雀から学びそして仕事に活かせたこと、そしてそれをマンガでまとめるという構成で非常にユニークで面白かったです。 「勝負強さ

          「仕事が麻雀で麻雀が仕事」を読んで①

          「普通をずらして生きる ニューロダイバーシティ入門」を読んで

          以下の本をよみました。 本書を通じて私が考えたことは以下です。 資本主義社会ではお金を多く生み出せる人が良しとされる風潮があります。しかし、豊かな社会とは「お腹いっぱいご飯を食べれて、ぐっすり眠れる安全な家があり、家族や友人と笑顔で暮らせる」ことが条件だと思います。 従来、自閉症と診断されてきた人にも、心が休まる環境さえ与えられれば高度な計算やプログラミングにずば抜けた能力を発揮する人もいるそうです。その人たちが能力を発揮するためには、「合理的配慮」の考え方が大事とのこと

          「普通をずらして生きる ニューロダイバーシティ入門」を読んで

          「クリティカル・ビジネス・パラダイム:社会運動とビジネスの交わるところ」を読んで

          以下の本を読みました。 学んだことは以下です。 消費社会で目にみえる問題の大半は解決し尽くされている。その社会で勝ちを出すためには、自分の頭で考えて社会をこう変えたいと言うアジェンダ設定が必要。内発的なモチベーションが社会の問題と仕事を繋げられるとこれからの時代では価値を出せる。 本書の内容を抜粋しながら、詳細を記載します。 この世界をどうしたいのか、と言う自分なりの思いを持つことが重要と言うことかと思います。 日本社会の将来は暗いと考える人が多いかもしれません。しかし

          「クリティカル・ビジネス・パラダイム:社会運動とビジネスの交わるところ」を読んで

          「日本の論点2023-2024」を読んで④

          以下の記事の続きです。 新・世界一の富豪ベルナールアルノーとイーロンマスクの違い イーロンマスクの発言や考え方について支持はできませんが、奇人、変人が少ない日本でも、こういう人が出てくると社会にダイナミクスが生まれてより面白くなりそうです。 イーロンマスクが、新しい事業をいくつも作っているのは本当にすごいです。 会社に寝泊まりして凄まじい時間を働いて、それについて来れない従業員を解雇するということを聞いたことがあります。ワークライフバランスとは逆行することをしていいます。

          「日本の論点2023-2024」を読んで④

          「日本の論点2023-2024」を読んで③ NHKについて

          以下の記事の続きです。 NHKについて たしかに、エンタメはAmazonプライムや、Netflixには勝てない。 お笑いは民放や有料配信でやるでよいというのは同意見です。 報道番組の量と質を上げていくのも賛成です。 クローズアップ現代や持論公論、NHKスペシャルには非常に面白い回があります。こういう番組が増えて欲しいです。 ニュースの国際化を進めるのも賛成です。世界をバランスよくみるのも大事ですが、特に東アジアに力を入れるのもよいのではないでしょうか。地理的にも近い

          「日本の論点2023-2024」を読んで③ NHKについて

          「日本の論点2024-2025」を読んで② ソロ活市場について

          以下の記事の続きです。 「ソロ社会」」「ソロ活市場」について これまで、集団で行動する人が多かったかもしれないが、行動様式が変わってくるのかもしれない。 1人で行動するというときに、以下の本を読んだのを思い出しました。 1人になると「自分は何がしたいのか?」という切実な疑問に突き当たります。集団でワイワイとやっている時は考えませんが、そこから離れると疑問が湧いてきます。日本で育ってくると、他人と同じ場所と時間を共有することを、その場の「空気」からなんとなく強制されて過ご

          「日本の論点2024-2025」を読んで② ソロ活市場について

          「日本の論点2024-2025」を読んで①

          以下の本を読みました。 様々な角度から日本の論点を説明しています。日本社会、経済の問題点について理解が深まりました。 本書を通して、学んだことは以下です。 少子高齢化が進み、新しい産業も育っていない日本は世界に取り残されつつある。経済成長をさせて、国際社会でプレゼンスを上げていかないと衰退の一途を辿ってしまう。一方で、過去の歴史の中で形作れた文化資産もある。他国にはないユニークさを活かして、観光産業を発展させることは生き残り戦略として非常に重要である。加えて、混迷を極める

          「日本の論点2024-2025」を読んで①

          「ごきげんになる技術」を読んで

          「社会人になってまず覚えるべきは自分の機嫌の取り方」と聞いたことがあります。 社会人になった最初の数年は、とにかく目の前の仕事に取り組むので精いっぱいで、あまり気に留めませんでした。 しかし、年次が上がるにつれて、仕事のプレッシャーと人間関係のストレスも高まっていきます。 「自分の機嫌をどうやって取ればいいのか?」という問いに改めて向きあったほうが良いなと思い、以下の本を読みました。 これまで、自分の機嫌を取るために、以下のようなことを心掛けていました。 自分に対して小さ

          「ごきげんになる技術」を読んで