「オジサンくさい」と揶揄されかねない配慮行為のデザイン
ネット記事で見掛けました。表題の事例。
3項ほど挙げられていた中の1つに着目します👀
今は昔。ETCが現在ほど普及していない頃に散見された行為について揶揄されることがある、といった感じの内容です📖
高速道路をはじめとする有料道路の料金所で、数百円程度の『一律料金』の支払いをする場面において。数台が連続でゲートに差し掛かるといった様子。支払いにモタモタしていると後続が渋滞しかねません💦
運転手である自分がもし、ちょうどの小銭を持ち合わせていなくて千円札を出すことになると、お釣りが生じるわけですが、多少は恐縮するタイプですか?
スマートにこなしたいですよね?自分のためにも、徴収係員のためにも、後続車のためにも。
そんなシチュエーションで、《数十メートル手前の段階で、窓から手を差し出して紙幣をヒラヒラさせ、「自分は千円札で支払おうとしています!」という意思表示》をする… そのような行為に対する評価のお話。
相手は、日々無数をこなしているプロですから、例えば料金が730円である場合には270円の小銭のセットを手元にいくつも用意していて、卒なく切り返してくれます。
その段取りの良さを知らないせいで大袈裟に”ヒラヒラ”していた人もいるのかもですが、そもそもこちらが相手の熟練度を分かっていても、真横の停止位置に到達して初めて「千円札!💴」と認知させてから【小銭1ロット】に手をかけさせるよりは事前に心づもりを🙋 と思って、手前の位置から知らせようとするプチ配慮を施す…という心意気。
・・・これは当方も実施していました。はい、つまり、若者に苦笑いされるオジサンです💦
でもこれ、”独りよがりではない”のですよ☝
一台前の授受の途中:終盤において、あるいは直後。
係員は一瞬こちらに視線をよこし(目配り)します👀
「次の客はどっち(きっかり or お札)なのだろう」と、
紙幣を見せびらかしているのか否かのチェック🔭
『こっちの挙動に関心があるようなので、そりゃあ、意思表示の有効性はあるのだろうよ!』という、冷静かつ本質をついた判断に基づいた”もちつもたれつ”の反応/連携であって、「釣銭はちゃんと用意しているから、空転の自己満だよ😩」なんてことはない、という確信があるからこそ…
の心得に由来する配慮行動に対して第三者が嘲笑するのは、これまた表層思考しかできていないのではなかろうか…🫣
こちらは笑い返したりはしないけれど🙊
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