【ブックレビュー】「しあわせ白書」から頂いた暖かいメッセージ(感想文)
●はじめに
私は自身の事を「幸せオタク」なんじゃないかなと思うことがあります。
ちなみに私は、「オタク」という言葉は誉め言葉だと思っています。
ひとつのことに脇目も振らず邁進するにはすごいエネルギーが必要だからです。
だからといって「私はスゴイのだ」と自慢したいわけでもないです。
ただ、「幸せ」とか「人生」とかそういうのに興味があるのは確かです。
ですから、これから紹介させて頂く書籍を私が手に取ったのは当然の成り行きといえます。
●「しあわせ」に至るまで
それはこのnoteで知り合うことができた高見純代さんの著書『しあわせ白書』です。
高見さんは作家で華道の師範でもいらっしゃいます。
【愛の三部作】と今回ご紹介させて頂く書籍『しあわせ白書』をあわせて4冊も本を出版されてます。
素晴らしい経歴を持っていらっしゃるのですが、そうなるまでの半生は波乱万丈だったようです。
『しあわせ白書』を読み進めていくうちに、率直な感想として「なんて過酷な人生を歩まれてきたのだろうか」と驚くばかりでした。
●高見さんの「道」
その半生は大津波を乗り越えたと思ったらまた大津波が押し寄せてきて、それでもまた乗り越えてきたような、苦難の連続だったように見受けられました。
それでも人生の大海原を泳ぎ続け、そのなかにあって「道」という燈台をみつけ「しあわせ」の岸にたどり着いたのではないかと思います。
当書籍にて高見さんがとある「道」を歩みはじめ、それから幸せへと進んでいかれる様子が綴られています。
●今辛くても苦しくても
いくつもの荒波を乗り越えてこられた高見さんが「そのように」述べられているのだから、どなたであっても「それ」を強く信じて頂けるかと存じます。
一部引用させていただきます。
世の中には現在進行形で「生きているだけで幸せ」と思えない方も多くいらっしゃるかと思います。
かつての私もそうでした。
ですが、
と述べられています。
拝読させて頂いた私は、高見さんのこの言葉を信じております。
『しあわせ白書』にはそれだけの力強さがあります。
どんなに辛くても苦しくても、「幸せになれる」と希望をもつことができます。
●高見さん本当にありがとうございます
実際の経験と「気づき」から紡ぎ出された「人生を豊かにする39のセオリー」は躍動感のあるメッセージでした。
思い出すのも辛くなるような経験と向き合われて、そのエピソードを包み隠さず伝えてくださった高見さんに感謝しております。
書籍からも、高見さんの優しく暖かい、それでいて力強く励ましてくれる、そんなお人柄が伝わってきます。
今辛くて苦しくて、悩んでいる方がいらっしゃったらこちらの書籍を強くお勧めしたいと思っております。
高見さんが仏教にも通じていることが知れて嬉しかった、という思いもありました。
noteの記事でも「かけがえのない気づき」を授けてくださったことにつきましても、併せてお礼申し上げます。