小さなミキサーを買って2年。地元三重県で、アマチュアミュージシャンの活動や、ローカルイベントのPAをお手伝いさせてもらってきました。 この度、メインの小型ミキサーを買い替えました。 初めて買ったミキサーは、「Behringer」という音響メーカーのUB2442FXという小型ミキサー。このメーカーはミキサーからパワーアンプ、スピーカーやエフェクターなどをかなり安価で発売してて、しかも音もそこそこ良いのです。始まりはタレント業の友人の事務所が時々開催する絵本の朗読会のお手伝いだ
原宿クロコダイルにて、山内テツさんと、嶋田吉隆さんによるMEETS DUOのライブにやって来ました。今年の6/6に初めて来て、今回がこのお2人のライブは2回目です。前回同様、差し入れに赤福を持参しました。今回は地元三重県でもあまり見かけない「白餅黒餅」をチョイスしました〜。 オープニング、テツさんは写真にあるように古いフラメンコギターで登場。とても古いギターで。テツさんがFACES加入が決まった際に、ロニーウッドと2人で、スペインのイビザ島にあるロニーの友人宅でレパートリー
オーディオ好きな人なら誰しも「オーディオチェック用レコードやCD」なるものがあるはずで、今回は僕のチェック用の音源をいくつか紹介してみようと思います。 アメリカのシンガーソングライターのダンフォーゲルバーグ、彼が40年ほど前に出した2枚組アルバム。アコースティックギター中心の曲が多く、このアルバムのアコギの弦の音、とてもクリアで、弦の1本ずつがよく聞き分けられる録音が成されています。アルバムトップの「Nexus」イントロでは2本のギターが使われていますが、完璧なチューニング
テストとはいえ、大きなミキサーにあれこれ機材を接続して音が出るようにセッティングすると、確認できたからといってすぐに片付けるのはもったいないので、しばらく繋ぎっぱなし。 今日は、アンプをAB Internationalのシリーズ400と入れ替えて見た。 何台か持ってるアメリカの業務用パワーアンプのAB International。今回は比較的低いパワーのシリーズ400で音出し。 RAMSAのパワーアンプって堅牢で、クセのない音。このAB Internationalというメー
先月末に買ったYAMAHAのミキサー、MGP32X。音出ししたかったところ、まとまった時間が取れずにいた。お盆休みでようやく時間に余裕が出来たので、音出しできた。 機材倉庫…というか仏間を不法占拠してる機材たち。その中でミキサーをセットしました。大きい上に重い。ハードケースを含めて40kg。これを1人で車庫に運び、車に載せる。えらいこっちゃ! ミキサーの背面には、手元灯り用のプラグが付いているものがある。この機種も御多分に洩れず付いているので、この際だから買ってみた。ね!
2020年頃、友人が突如「PA機材を買おうと思う」と機材を揃えた。彼の家は親娘の仲がよく、お嬢さんが(僕のかつての同僚だったりする)司会業をやってて、絵本の朗読会も主催したりしてるので、その時に少しでもお手軽に機材が使えるようにというのが、機材を揃え始めたきっかけだったと思う。僕もずっとラジオマンだったとはいえ、音響の専門学校も出ているし、一通りの知識はあったので、自然な流れで僕がミキサーの前に座るというパターンが出来上がった。それがきっかけで、僕も本格的に音響機材を揃え始め
日頃お世話になってる親娘ユニット MAMI & PAPAから僕に音屋さんとしての名刺を作っていただきました。 屋号は「音屋 響 音衛門商店」になんとなく決めておりまして…。 僕一人なので肩書きは「棟梁」にしました。よろしくです。
2年前に思い立ち、音響機材を揃え始め、PA屋さんを始めた。と言ってもまだビジネスとしては成り立ってはいないけど。その前に学生時代を含め、ラジオ業界で20数年音響に関わらせてもらってきた。ラジオマンとはいえ、少なからず舞台に関わることがあった。誰に教えられたわけでもないけど、自分なりのルールを作ってきたので紹介します。もっと現場経験が豊富な方々から見たら「そんなこと当たり前じゃん」と言われるかも知れないけど ①写真に映り込まない 舞台周りではあちこちで記念撮影が撮られる。出演
伊勢市の新道商店街の夜祭りのPA入りました。本日7/20(土)17時からライブが入ります。セッティング終わってリハーサルまで少し休憩。
泉谷しげるというと、最近では「渋い俳優」とか「テレビで言いたい放題してる人」という印象が強いんだろうか?実はシンガーソングライター。まずはロックミュージシャンなんだよ。 先日観た映画「トノバン」きっかけで、改めて泉谷しげるを聞き直している。泉谷しげるの初期のアルバム「春夏秋冬」サポートミュージシャンは何とサディスティックミカバンドなんだよね。更にこの投稿のトップ画像にしているアルバム「80のバラッド」プロデュースは加藤和彦。 泉谷さんがデビューしたのは1971年。いきなりラ
うちのオーディオコーナーです。日々、なにか増えていってる。少し前まで隣家とは離れており、遠慮なく大きな音を出していたが、最近すぐり隣が開発されて人が住むようになったので、大きな音を出すのは控えているものの、迷惑かけていないか心配です。 これは最近買ったグラフィックイコライザーです。家庭のオーディオに要るのか?はっきり言って必要はない。安かったのでPA用に買ってみた。現場に導入する前に家でしっかりと遊んでみる。これが大事ですから。 こんなふうに機材のLEDが点滅する風景って
実は加藤和彦は大好きなアーティスト。数年前に自ら世を去った。軽井沢の万平ホテルが最後の場所だったなんて、いかにもだと思ったけど、本当に悲しく寂しかった。彼にまつわる人々の取材などで構成する映画「トノバン」が上映されていて、三重県じゃ見られないだろうなと諦めかけていたら、なんと伊勢市の進富座という映画館で見られるということで昨日見に行ってきた。 ここは伊勢市の商店街の奥の方に、昭和初期からある劇場で、世の中の映画館といえばシネコンで、どこへ行ってもメジャーな映画は見られるけど
このピアノはオーストリアのピアノメーカーのベーゼンドルファーのモデル290インペリアル・コンサート・グランドピアノ。 1台4000万円以上する。97鍵のコンサートグランドピアノ。僕は今から45年ほど前、東京の新宿区の専門学校の音響科に通っていた。その学校のスタジオでこのピアノの音を初めて聴いた。それまでグランドピアノというと、音楽室のお馴染みYAMAHAしか知らなかった。ロック小僧で、ほとんど生楽器に馴染みのない僕も、学生時代に授業で体験し、衝撃を受けたのがこのベーゼンドルフ
生まれてから50年以上に渡り殆どロックばかり聴いてきた。ビートルズに始まって以来、死ぬまで音楽の底なし沼にハマったままで生きていく。そんなロック野郎の僕のマイルスにハマった話。 実はロックから離れた時期がある。1970年代後半、セックスピストルズが衝撃のデビューを果たし、世の中はパンクにニューウェーブ。まもなくYMOが大ブレイクすると、世の中は「長髪のむさ苦しいロックは時代遅れ」とロック受難の日々が続き、パンク、ニューウェーブ、テクノ以外は影を潜めたようになった。そんな当時
山内テツさん、Faces解散し帰国後作ったアルバムが1976年リリースの「ききょう」聴いております。 テツさんがイギリスで活動していたのは僕が中学生の頃。まだロックを聴き始めた頃、日本のPOPSといえばまだ「スキヤキ」くらいしか海外に馴染みがなかった頃。そんな時代に単身英国に渡り、外国人であるために英国のミュージシャン・ユニオンに登録できず、苦労しながら活動してたテツさんは、ロックといえば英国、米国のもの!と言われていた時代に苦境に負けず活動していたテツさんは日本人としての
前回の投稿に続き、今回は山内テツさんと嶋田吉隆さんによるユニットのライブ「Meets Duo 3」の音の印象を、僕なりに感じたことを書いていこう。 オープニング、まずドラマーの嶋田吉隆さんのドラムソロから始まった。微細な音から始まり、様々に形を変えてリズムが、音が繋がっていく。 地面に落ちた雨が土に染み込み、そして石と石の間を通り抜け、やがて岩のヒビに染み込む。それから更に時間をかけて、また地表に染み出す。染み出した水滴はせせらぎに変わり、渓流となり大きな川となる。嶋田さ