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言い間違えた時のネイティブの反応は?語学あるある(;^ω^)

まずは笑われちゃった話から……

10年以上前に息子と二人で香港と深圳を旅しました。
※深圳(シンセン):中国広東省にある都市。北京市、上海市、広州市と共に経済特区に指定されています。

深圳でフラッと入った広東料理の店で、店員の若いお姉さんにまず聞かれました。「お茶は何にしますか?」と。
私が「プーアール茶ください。」と答えた瞬間、お姉さんにガハハハ~と、大笑いされました(泣)

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ハッ!
声調(音の高低)を間違えたのです、私。

”普尔茶(pǔěrchá:プーアールチャー)
上記の中国語の声調は、最初はプー⤴と音をあげなければならないのに、
私はプー⤵と反対に下げちゃいました💦


中国語を笑われて感じたこと

お姉さんはよっぽどツボにはまったみたいで、厨房に引っ込んでからも私の変な声調の「プーアール茶」を真似して笑っているのが聞こえてきました。

「私は中国人じゃない、外人なんやで!」
「お姉さん!それじゃあ、あんた日本語で『日本茶ください』て言えるの?」
「笑われる筋合いなどない!」

……と、心で叫びましたが、こらえました。
その後は、別の親切なお姉さんが接客してくれたのと、料理はどれも抜群においしかったので、気持ちを切り替えることができました。


しっかりと記憶に定着したことに気づく

今はあの失礼なお姉さんに感謝しているんです。
その夜、ホテルに帰って「プーアール茶」を練習し、帰国後はネイティブの中国語の先生に間違っていないか聞いてもらいました。

「どこがおかしいの?完璧やで!」
(と、関西弁ではないですが)そう言ってもらって安心したのを覚えています。
「お姉さん、あんたは失礼な人やったけど、あの時は笑ってくれてありがとう!」ていう感じです(笑)


実は間違ってもスルーする人のほうが多い?

もしも中国人から日本語で、
「あなた可愛い人ね。」
と言われたら、あなたはその日本語を正しますか?

その人との関係性にもよりますが、どちらかというと私はいちいち言わないと思います。

逆に私が「ああ、あの時の中国語、ちょっと変やったかなぁ…」と、後々気づくことがありました。意味は通じていたのですが、もっと違う言い方ができたな!と突然気づくことがあります。
ネイティブさんはスルーして聞いてくださっていたのです、恐らく。


間違えをスルーする理由は一つではない

「なんであの時、中国語を直してくれなかったんやろう?」
「言ってくれればもっと早く気がついたのに…」

と不満に思うこともありました。

ここで間違ってもスルーされる理由を考え、箇条書きにしてみます。
①相手のメンツを潰したくないから
②話の先を予想しながら聞いていて、間違いに気づかなかったから
③意味が分かるからそれでいい。いちいち正すと会話が止まるし、めんどくさいから

私は③のケースがダントツで多いように思います。


最後に思うこと

発音も文法も正しいに越したことはありません。
一方で、「話してなんぼ!」発音や文法の間違えを恐れないことも大切かな?とも感じています。

気をつけたいのは、
「間違えっぱなし」にしないことだと思います。
調べるなり、チェックしてもらうなりの工夫をしていくことで、その後のレベルアップにつながっていくのでは?と思います。






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