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あなたの「コロナのある日常」を教えてください #0
これは「コロナのある日常」というテーマの共同マガジンでリレーしてくれる人を勧誘するためのnoteです。
世の中には二種類の人間がいる。小さな飲食店や旅館にたま〜に置いてある、「自由に書いていいノート」に書く人と書かない人です。
このnoteは、前者の書いちゃうタイプ人に向けて書いています。しかも「美味しかった〜」とか「また来ます!」以上に、「広島県からきました。今日はいい天気で・・・」とか、
いいところ探し #1
数年前、会社の後輩に「先輩は人のいいところを見つけるのが得意なんですね」と言われた。社内でUniposという、人のいい仕事を称えたり感謝を伝えあうサービスを使いはじめた時のことだ。
本来は「分かりやすい資料をありがとう」とか、「部内表彰受賞おめでとう!」みたいな業務上のことを伝え合うサービスだ。私はそこに同僚の「美味しいランチの店を見つけるのが上手」だの、「3つ目のグループだけ納会の出し物が制
"さよならだけが、人生だ"
私は短期記憶が圧倒的に弱い。弱すぎてメガネメガネ的なことをしょっちゅうやっている。大事なものは落とすしなくすし置き忘れる。大事だから、と普段慣れない場所に置いて忘れるということを呆れるほど繰り返すため、大学生の時、上海空港で国際線のチケットも見失うし(買い直して帰国した後に、カバンの奥から発見)つい最近もiPhoneをスペインの空港で落とすし、一眼レフすらオーストリアの空港で落きわすれたことがある
もっとみる本と出会う風景「手紙にそえる季節の言葉 365日」
いまの時代、LINEやMessengerでいつでもどこでもすぐ人とつながることができる。時差も距離も関係ない。コミュニケーションはどんどん速く軽くなっていく。その中で失われた行間と質を懐かしく思うのは、歳をとった証拠かもしれない。グローバル企業による情報流通の低コスト化と均質化の恩恵を受けながら、繊細な文化の凹凸をツルツルにして更地に返してしまう様相一辺倒では、なんだか味気なく感じる。
なので日常
本と出会う風景「生まれたことが犯罪 - トレバー・ノア」
トレバー・ノアのことは、知っていた。サッカーW杯の開催後、彼と在米フランス大使との一悶着の動画をみたからだ。多くの黒人選手が所属するフランスの勝利に、アフリカの勝利だ!とお祝いのジョークを言ったトレバー。それにフランス側は猛抗議した。選手らは立派なフランス国民であり、断じてアフリカ人ではない、と。トレバーは、抗議の意図を十分理解した上でこういう。「なぜ同時にフランス人とアフリカ人の両方であることが
もっとみる本と出会う風景「三谷幸喜のありふれた生活」
本屋が好きだ。社会人になって、仕事で疲れたとき、給料日で懐が潤ったときなど折につけ本屋に通った。引っ越したらまず本屋がどこにあるかチェックするのが習慣だった。あまりにも当たり前過ぎて、気がつかなかった。
そんな私もAmazonで注文する利便性にすっかり慣れてしまい、書店で本を買うことはどんどん減って行った。書店の閉店やニュースを目の当たりにしても、しょうがないよな、としか感じなかった。
ただ先日
本と出会う風景 「銀河鉄道の星」
久し振りにゆるっと出かけた。4つほどやりたい用事があった。3つ目を終えた時点で、疲れたなぁ、もう帰ろうかなぁと考えていたとき。
たまたま入った商業施設の、デザインをテーマにした展示の物販エリアで、なんと偶然にも「銀河鉄道の星」を発見。
4つ目にやりたかった用事は、本屋で、アドベントカレンダーで人に紹介してもらった本を探すこと。この本、初版が2018/12/3 で、刊行されたばかりだったのね。。4つ
#10日目:数値化できない「好き」の熱量
流れるようなマシンガントーク、たっぷり小一時間。
プラス、解説のために即興で書かれた、白紙3枚分のメモ。
上記は、私が先輩に、おすすめの本について尋ねた時のアウトプットだ。(タイトル画像参照)
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突然ですがdanです。これはアドベントカレンダーの穴埋め記事ではない。
今日は、形としては異例だが、人に聞いたおすすめ本について書く。
知り合いの中で、最もストレートに自分の「好き」を語