2021年8月の記事一覧
あなたに知ってもらいたい人がいる!・・・イギリスの大作曲家、ヴォーン・ウィリアムズ
〜編集より〜
今回は8/3ズーラシアンブラスvs新日本フィルで演奏する予定のV.ウィリアムズ「テューバ協奏曲」にちなんでV.ウィリアムズ特集ですが、なんとオトの楽園岡田氏はV.ウィリアムズ協会員ということで、V.ウィリアムズ協会および協会員より貴重な資料画像などを観ることができる貴重な機会ですのでお楽しみください!
日本のクラシック音楽ファンにとって「イギリスの作曲家」と聞いてイメージするのはど
ドイツ・グラモフォンのフルトヴェングラー
ドイツ・グラモフォン レーベルのLPレコードで戦前戦後のフルトヴェングラー氏とベルリンフィルハーモニーとの実況録音やわずかに遺されたセッション録音が聴けるので、高校、学生の頃からこれまで30数年以上にわたり断続的に聴いてきた。
しかし、本家ドイツ盤と国内プレス盤と比べ、どうも日本国内盤のほうが音の分離良く、はっきりとメリハリがあって音楽的に楽しめることに不思議な感じを抱いていた。ドイツ盤は音が籠
カペー弦楽四重奏団のラズモフスキー第1番を聴く
カペー弦楽四重奏団
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7番 ヘ長調 作品59-1 「ラズモフスキー第1番」
東芝音楽工業33rpm 1928年6月15日録音
カペー弦楽四重奏団(活動1893年~1928年)の遺した僅か12曲のすべての録音は、主宰者であるリュシアン・カペー氏の亡くなる年、すなわち1928年6月と10月に集中して実施されている。
この年の12月、まだ55歳であったカペー氏の急逝により、こ