いつだって心躍りたいではないか
遠くから聞こえる雷鳴の音。気がついたらPCがプツンと切れて、それまで作業していたことがパァになり頭が真っ白になった。数秒後に再び電気が供給され始め、再び電源をつけると幸いなことに自動保存していた。危ない危ない。
とは言いつつも、そもそもの話雷が鳴ってる中で電化製品を使うことはすなわち故障のリスクを抱えていることがわかったため、今後はもう少し気をつけよう。油断大敵。
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いつだって私はワクワクしながら生きていたい。仕事だってプライベートだって苦しいよりは楽しい方がいいに決まってる。
ここ最近、週末はあまり家から出ずにゆっくりすることが多くなった。ひとつにはいまだに大勢の人たちがいる場所へ赴くのはそれなりにリスキーであるし、ふたつ目に今住んでいる場所は東京へ出るのに少し時間がかかるため億劫である、そしてみっつ目として家が案外快適であるということを発見してしまったからである。引っ越してからの私はちょっと自堕落気味である。
そして日がな何をしているかというと、家でできる範囲でやったことのないことに挑戦しようと考えた。それが先日購入したiPadを用いたイラストの作成である。イラストを描くにあたっては俄かながらもデザインについて学ぼうと思い、いくつか図書館で本を借りる。
今回読んだのが『センスがないと思っているための読むデザイン』という本。タイトルがまた今の私にぴったりの内容である。内容的には2時間程度あればサラッと読めてしまうくらいの感じである。
これ、最近出版されたばかりなのか…読んでみるとよくある教本のようにイラストを多用するスタイル形ではなく、どちらかというと文章重視。デザインにおける筆者ならではの哲学が散りばめられており、できるだけ難しい言葉を使わないように配慮されているのでわかりやすいと思った。
肝心の内容であるが、せっかくiPadを購入したのでメモの手書き機能を使って学んだことを書いてみた。
今日の結論:
デザインを知るためには、街へ出る必要がある。
まさしくその通りだな、と思います。コロナになったことをこれ幸いという感じで出不精になっている自分を叱咤したい。はい、叱咤したいです。そりゃ外の空気に触れて新しいもの吸収した方がいいっていうのはわかってる。人間、一度ものぐさになると本当にダメだなと思う。
今私の仕事は残念ながらほぼデザインとは無縁(資料を作っても見栄えなんか必要ないんだ!という感じです。トホホ…)なんだけど、きっとデザインにおいて観察力が必要という話は日常生きていく上でも大切なことだと最近しみじみ思う。人との円滑なコミュニケーションを図る上でも観察力って大切だし、例えば物語を書くにしたって今世間がどんなふうになっているかを考えるのって重要だ。案外きちんと世の中を見回してみると、楽しいことがたくさんある。その「観察力」は写真を撮ることとも繋がっている。
(つまり、デザインを突き詰めれば写真も上手くなる…?)
「お楽しみノート」作ってみようかな。本を読み終わって俄然やる気が出てきたので、簿記の勉強の傍らイラストを描き始めたらあっという間に時間が経っていた。なんとも奥が深い世界。
そうどんな時も心おどるものを探し続けて。