「ドラッカー風エクササイズ」はどこから来たの?
カイゼンジャーニーをパラパラっと流し読みしている時にたまたま「ドラッカー風エクササイズ」が引っ掛かった。
そういやこの単語、Scrum Boot Camp OSAKA in November 2019に参加した時に聞いたなっと思って調べてみた。
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ドラッカー風エクササイズとは
シンプルで強力なチームビルディングの手法。
以下の4つの質問の答え、価値観・考え・期待値をチームで共有する。
- 自分は何が得意なのか?
- 自分はどういうふうに仕事をするか?
- 自分が大切に思う価値は何か?
- チームメンバーは自分にどんな成果を期待してると思うか?
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そうすると色んなところで元ネタはアジャイルサムライと書かれていたけど、読んだ身としては「アジャイルサムライで言及されてたっけ……?」という感想以外出てこなかった。
そこでアジャイルサムライを開いて調べてみたら、34ページ内で1つのコラムとして取り上げられているだけだった。「そりゃ覚えていないわけだ」と思いつつ、参照元URLが有ったので、みんなアジャイルサムライを参照していたのに別に元ネタがあるっぽいことを知った。
私が個人的に「ドラッカー風エクササイズ」と呼んでいる考え方を元にしている†1。
†1 http://agilewarrior.wordpress.com/2009/11/27/the-drucker-exercise
ただこのURL自体はアジャイルサムライの公式サイト上でドラッカー風エクササイズの説明をしているだけで、記事の最後に本当の元ネタっぽいものが言及されていた。
For the full story behind the Drucker Exercise get a copy of the paper Managing oneself and give it the full read. You won’t be disappointed.
リンク切れで見れないのですがどうやら下記の本が背景にあるみたい。
やっとドラッカーが出てきた。
でもドラッカー自体がこのエクササイズを考案してたら「ドラッカー風じゃなくね?」って疑問が浮かんできた。
じゃあ誰かがこの本の内容をもとにドラッカー風エクササイズを考案したんだろうけどここから先は分からなかった。
完
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ちなみにこうなりました。
Q. 自分は何が得意なのか?
A. 頑張らないこと
Q. 自分はどういうふうに仕事をするか?
A. 作業効率UP(チーム全体の底上げ)
Q. 自分が大切に思う価値は何か?
A. いかに楽ができるか、ユーザファースト
要約
頑張らなくてもいいような仕組みを作って、自分もチームも楽をしてユーザに価値を届けよう!
😝