宇宙探査SF「星、はるか遠く: 宇宙探査SF傑作選」
<SF(109歩目)>
50年以上前の作品なのですが、どれも粒ぞろい。一押しの作品は今まで読めなかったことがショックでした。
星、はるか遠く: 宇宙探査SF傑作選
セイバーヘーゲン、ローマー他 (著), 中村 融 (編集)
東京創元社
「109歩目」は、半世紀前の作品を中村融さんがセレクト。
なかなか読ませてくれる作品多し。お得感ありました。
「風の民 マリオン・ジマー・ブラッドリー」「表面張力 ジェイムズ・ブリッシュ」が読み応えと余韻がいいです。
前者はいい余韻の文学としても読めます。
そして後者は、ありそうで、今まで読んだことない世界観。
新しい惑星で、生命誕生から「陸上へ」の進化が目に浮かぶ作品です。
これはSF者ならば是非とも!の作品です。
ちょっと素朴に「いいね!」です。
生命の神秘がそのまま作品になり、考えさせられる。いい時間が過ごせます。
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