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甘い蜜にもいろいろな種類がある「蜜のように甘く」

<文学(168歩目)>
題名で、「甘い」愛の話の詰め合わせだと思いましたが、「甘い」のですが、蜜にはいろいろな種類があることを気づかせてくれる10の作品が素晴らしいです。

蜜のように甘く
イーディス・パールマン (著), 古屋 美登里 (翻訳)
亜紀書房

「168歩目」は、イーディス・パールマンさんの短篇集。
どれも、素晴らしく余韻残ります。

読後感がとてもいい。空き時間を極上にするのに最適な本でした。
読み終わった時に、そのまま直接の甘さを感じて、その後にふと思い出すとまた違う甘さを感じる。シンプルなようで奥が深い甘さです。

私は、下記の3点の甘さが好きです。

「初心」「お城4号」「石」

です。

繊細な甘さなので、内容は記しませんが、おそらく読むタイミングでまた好みの甘さがある気がします。

たった10篇に丁寧に集約した愛の甘さが素晴らしいです。

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