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【詩】濃茶色のハートに想いをのせて
湯煎して溶かしたチョコを
型にゆっくり流し込む
加熱はゆっくりとするのがコツ
熱いだけの想いじゃ伝わらない
ゆっくり時間をかけて
君を好きになった
一緒にいると温かくて
チョコのように心が溶けた
想いが形に変わるには
もっと時間がかかるけど
ゆっくりと時間をかけて
育てていきたい
君はどんな味が好きなのかな
甘いのが好き?
ビターなのが好き?
それとも…わ・た・し?
きゃあっ!
君の好みに
【愛し恋詩】あなたを好きになった日
あなたを好きになった日が
何月何日なのか覚えていない
気がついたら好きでした
あなたを好きになった日は
ひどく寒い日だった気がする
あなたに会った日は冬だったから
あなたを好きになった日は
あなたは笑っていた
あなたの素敵な笑顔に惹かれました
あなたを好きになった日は
あなたは悲しそうな顔をしていた
訥々とまっすぐに僕を見て
心配してくれた
あなたを好きになった日は
あなたは怒った顔をして
【愛し恋詩】45センチの遠距離恋愛
付き合い始めて初めての雑談
君との距離は45センチ
縮まらなかった二人のスキマ
心が遠く感じる
一緒に帰ろう 手を繋いで
言えない二人の45センチ
手を伸ばしても触れられない
君の手がすごく遠い
好きだよ 思い切って伝えた
あの時の距離は1メートル
あの時触れた気がする
君の心は今のほうが遠く感じる
踏み込んでみても良いのかな
一歩踏み込む45センチ
君が一歩離れて
再び二人の距離は
45セ