嫌いと苦手の曖昧な表現はトラブルに
嫌い!と、苦手!の違いについて、日本人は時折、嫌い!という直接的な表現を避け、苦手!と表現する傾向がありますが、これは、周囲の空気を読み、
相手に不快感を与えないよう配慮する日本独特の文化が背景にあります!なので、例え嫌いな事でも、嫌い!とハッキリ言い切る事は少なく、日本人らしい表現として「苦手です」と曖昧に述べる事が多く見られるのではないでしょうか?
一方で、欧米ではYesかNoを明確に伝える文化があり、普通ですや、どちらでもいい!という曖昧な返答は一般的にはありません。
なので、日本人の曖昧な表現は、相手への思いやりや優しさの表れであり、人間関係において調和を大切にする美徳とされているんですが、時にそれが相手に、この人は、ハッキリと断れない性格なんだと受け取られてしまう事もありますし、
その結果、相手に利用されたり、大きなトラブルの原因となったりすることも少なくありません。
つまり、日本の文化において、この様な、曖昧さや、気配りは、価値ある美徳である一方で、時には自分の意思を明確に伝えることも大切なのではないでしょうか?
ですから、ハッキリと自己主張する事で誤解を防ぎ、結果的にスムーズな人間関係を築きやすくなり、後々の負担も軽くなると、大多数の人達も、本当はそう思ってるのではないでしょうか!