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#読書感想文
村上龍の小説と、ラノベとしての時代小説 #本棚をさらし合おう
前回は、私の本棚の「左の棚」を紹介したけれど、今回は、右の棚の本を紹介していく。「#本棚をさらし合おう」企画期間は終了しているので「自主制作」として気楽にいこうとおもう。
さて、右側の棚だが、
村上龍がたくさん、葉室麟の時代小説、三島由紀夫の「金閣寺」、ヘッセの「シッダールタ」、吉田修一の「パークライフ」、サン・テグジュペリが3冊。ロバート・ハインラインの「宇宙の戦士」、あとは飛行機関連の実用
孤独とポーカーフェイス
でっかい使命を果たすため、密約を胸に、敵陣営に入り込む。味方の眼をも眩まして、勝負の時を静かに待つ。仲間がどんどん死んでいき、自分ひとりが残されようと、最期まで孤独に闘い続ける——
そんな強すぎる生き方できんわ!!と卒倒しそうになりながら、私はなおも、その男に憧れを抱かずにいられない。
山本周五郎が時代小説『樅ノ木は残った』で描いた、原田甲斐という人物について紹介したい。
『樅ノ木は残った』