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2020年10月の記事一覧
ラジオっ子顚末 #音楽の履歴書
#音楽の履歴書 やりまーす!
私の音楽成分は主にラジオ(FM)から形成されています。その遍歴と、あと参加したライブとかの転換点を中心に。
ラジオ以前・3歳から母にピアノを習っていました。最盛期は中2〜中3(合唱コンクールでモルダウを弾き、卒業式で大地讃頌を弾いた)。高校以降はちょっとポップスの弾き語りの譜面とかを買うも定着せず。
・エレクトーン的なものも少しやりました(うちはKAWAI派だっ
今だから「ちゃんと」分かってから、慣れませんか?
世界各地でCOVID-19の第2波とよばれる感染拡大がおきている。日本も例外ではないらしい(我が家、TVないのでニュースは自分で回ってみてきます)。
もうロックダウンとかも経験したから、多くの人が
「え・・・また?」
「とりあえず3密避ければ良いんでしょ」
「もうマスクあるし」
なんて言ってるんじゃないだろうか。
未知のことが多い病気に関して、社会は恐怖におののいた後少しずつ「慣れて」いく
創作者は皆、チェス盤の前に座している:『猫を抱いて象と泳ぐ』感想文
小説、音楽、漫画、映画、アート全般。最初に出会ったときにはただ、あぁいいなぁと思った作品が、ひょんなタイミングで示唆に富んだ物語として目の前にふたたび現れることがある。
2011年に発行された文庫版の小説『猫を抱いて象と泳ぐ』。書店に並んだばかりのその本を、小川洋子さんファンの私は迷わず手に取りレジへと持っていった。
今年の4月に嶋津亮太さんがはじめられた「知性の交換」。本を贈り合う試みで、私
孤独とポーカーフェイス
でっかい使命を果たすため、密約を胸に、敵陣営に入り込む。味方の眼をも眩まして、勝負の時を静かに待つ。仲間がどんどん死んでいき、自分ひとりが残されようと、最期まで孤独に闘い続ける——
そんな強すぎる生き方できんわ!!と卒倒しそうになりながら、私はなおも、その男に憧れを抱かずにいられない。
山本周五郎が時代小説『樅ノ木は残った』で描いた、原田甲斐という人物について紹介したい。
『樅ノ木は残った』
BLUE ENCOUNT「ユメミグサ」が包んだ青春の情景
生きている中で、いくつもの「さよなら」が通り過ぎた。
前を向けよ。大人になれよ。どこからともなく聞こえてくる声に押し潰されそうになる。
次第に、未練や後悔はかっこ悪いものだと擦り込まれていったように思う。年齢を重ねるほど、経験を積むほど、見えないしがらみは強くなった。
人間は大人になるにつれ、なにも感じないフリがうまくなっていくようだ。それは、時に生きやすさにも繋がるのかもしれない。けれど、本