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【出版社の社内学習会】「より質の高い報連相やコミュニケーションとは何か?」について、全社員で考えました

クロスメディアグループでは、ビジネス書の出版事業を持つメディア企業として、「学び」を軸にした企業カルチャーを大切にしています。これまでも、著者の先生を招いた社内学習会を通して、最先端のビジネスの理論や考え方、ノウハウなど、基礎から応用まで、様々なテーマについてを取り入れ実践してきました。

学習会での学びを一人ひとりが自分の人生やキャリア、目の前のビジネスに活かしています。


学習会の背景について

時代とともにビジネスの在り方やマナーは変わっています。

当社では、若手メンバーだけでなく、創業者やベテランメンバーも含め、全社員で新しい時代に合わせた仕事の仕方や捉え方、ビジネスパーソンとしての考え方やマナーを学ぶ必要があると考えています。個々人がスキルを習得することも大事ですが、組織としてビジネス作法の基準を作ることで、会社としての価値観や美意識を全員で認識することができます。言葉だけでなく、作法を共通化するために、学習会は良い機会となっています。

また、出版業界では、様々な業種のプロフェッショナルな方々と仕事をするため、幅広い教養やビジネスの知識、作法を身につける必要があります。ビジネスコンテンツを作り続けてきた出版社として、私たち自身が時代に合わせたビジネススキルを身につける必要性があります。

今回のテーマの背景について

第5回目も朝8時半からリアルとオンラインにわかれて全社員スタッフが受講しました。

今回のテーマは、「報連相、信用」についてです。

ベンチャー企業として、創業時から報連相のきめ細かさやスピード感を大事にしてきました。BtoC事業とともにBtoB事業を精力的に行っており、これまで以上にお客様の立場や都合、ルールを考慮した満足度の高いサービスを提供したいと考えています。

このような背景から、より質の高い報連相やコミュニケーションを行っていくために私たちができることや、今後意識していきたいことを全員で考えました。

今日の学びポイント

・コミュニケーションには見えていない部分がある

コミュニケーションには、目に見えるものと見えないものがあることを認識する必要がある。目に見える相手の行動や発言、態度など、表層的な部分だけを受け取るだけでは、コミュニケーションは成立しない。相手を取り巻く前提、価値観、感情など、目に見えていない部分をどれだけ想像し、考慮できるかが大事になる。

ポイントは「相手」を意識するのではなく、「相手の見ているもの」を意識すること。

・自分の話は「事実」か「意見」か

自分の中で「当たり前」「事実」だと思っていることが、単なる自分の「意見」であることがある。自分の中の「正しい」という個々人の思い込みによって、実はコミュニケーションが成り立っていないことが多い。

多義的に解釈できるワード(「すぐに」「みんな」「いつも」等)を避けることや、他人の意見に振り回されず一次情報にアクセスする習慣をつけたい。

・信用と信頼の違い

「信用」とは対象者の過去の実績や成果への対価であり、「信頼」は対象者への未来の行動や感情への期待である。共通するのは相手を信じる気持ち。根拠の上に得られる「信用」と、期待の上に得られる「信頼」、違いを認識しながらも、両方とも大切にしたい。

参加者の声

「『信用』は理屈で成り立ち、『信頼』はその理屈がなくても成り立つもの」という言葉が示唆に富んでいて、ビジネスの世界ではその両方が必要だと感じました。
(企画管理室)

適切な「報連相」のために必要なのは、相手の立場や状況を理解する想像力なのだと思いました。
(編集部)

相手を見るのではなく、「相手が見ているもの」を見ることをこれまで以上に意識していきたいと思いました。
(企画管理室)


今回も「報連相と信頼」という身近なテーマについて、全員で考えを深め、気持ち新たにする機会となりました。

著者の先生からは、「報連相」が目的化してしまわないこと、守破離のステップで「報連相」がなくても成り立つ組織を目指すことが究極のゴールにもなるともお話しされました。

今回の学びを通じて、想像力をもって相手と対峙すること、コミュニケーションを深めていくことの意義を、全員で感じることができました。

これからも「学び」と個人の成長を通じて、「人と企業の成長」に貢献できるビジネスを展開していきます!

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