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別れと悲しみが通底するヒーロー譚。アンパンマンに助けられた子育て黎明期。
こんばんは、クラフトビア子です。
コテンラジオのファンなのですが、ここのところアンパンマンの作者として有名なやなせたかしさんのシリーズが続いていて、いつも以上に前のめりで聴いています。
子育てするすべての日本人がお世話になっているに違いない、アンパンマン。私自身は幼少期にそれほどアンパンマンに親しんだ記憶はないのですが、保育園時代の息子はそれはもう、アンパンマンが大好きでした。
毎週放送されて
桜色に染まる桜の樹。顧みられようとそうでなかろうと。
こんばんは、クラフトビア子です。
開花予報によればそろそろ都内では桜の花が楽しめるはずですが、意外に寒い日が続いていて、開花宣言までは間がありそうです。
咲いたか、まだ咲かないか。お花見の時期が近づくとそわそわしてしまって、近所の桜を確かめに行く季節。この花見待ちの時期になると、必ず思い出す話があります。
みなさんも中学の国語の教科書で読んだのではないでしょうか。大岡信の『言葉の力』の一節、染
平等にやろうとすると、苦しくなるから。
こんばんは、クラフトビア子です。
気がつけば、夫との暮らしも15年くらい経ちました。
けっこうな年月を一緒に暮らしてきたものです。結婚したては夫といるのがとにかく楽しくて、でも同じくらい我慢したり私ばっかりなんでという、夫への不満も抱えていました。それはたぶん夫も同じだったと思います。私といるのが楽しくて、でも同じくらい私のことで嫌な思いもしたはず。
本格的な喧嘩はそんなにしてこなかったけれど
やはらかに柳あをめる。花見は空振りだったけど、川岸で生まれたビールと。
こんばんは、クラフトビア子です。
今月初めの桜の開花予報によれば、東京ではそろそろ咲き始める予定だったと思うのですが、意外に気温が上がらず、お花見はまだおあずけのようです。
今日は久しぶりに多摩川を歩いてみましたが、川岸の桜はつぼみが膨らんでいるものの、一輪も咲いていませんでした。代わりに目をひいたのが、河原に植わっている柳の芽吹き。春先だけに見られる、やわらかでぼんやりとした緑色が木々を彩り始
山の手言葉の衝撃から、地域の言葉の消失を思う
こんばんは、クラフトビア子です。
みなさんは、日常生活で山の手言葉を聞いたことがあるでしょうか。
山の手言葉とは、東京の山の手方面(物理的に高台の土地。たとえば港区白金台など)で暮らした近代の中上流階級の人たちの言葉です。
都内の西の方に住んでいても、下町のようなエリアで暮らすと「あさひしんぶん」を「あさししんぶん」と言ったり、「バカ野郎」と怒鳴ったりする江戸っ子べらんめえおじさんに出会うこと
元祖チロルチョコから思う、駄菓子と子どもの世界
こんばんは、クラフトビア子です。
チロルチョコはお好きでしょうか。チョコ好き・甘いものが好きな我が家では、スーパーでたまにアソート(詰め合わせ)の袋をみかけると、ついつい買って来てしまいます。
今日もいつものように甘いお菓子の棚をみていたら、元祖チロルチョコと書かれたパッケージが。ヌガーが入った1種類だけのチロルチョコの袋詰めでしたが、食べたことのない種類だったので買ってみることにしました。
森林浴みたいな秋田杉のクラフトジン
こんばんは、クラフトビア子です。
花粉がピークで、鼻をティッシュでかみまくっています。なんだか目もかゆい…。花粉さえ飛んでいなければ、心からたのしめる春へと向かう季節なんですが。
さて、今晩はそんな花粉を大量に放出しているスギからつくられたクラフトジンをみつけたのでいただいたよ、という話です。
日本三大美林とは、国内でも特にすばらしい景観をもつ森林のこと。青森のヒバ林、長野県の木曽ヒノキ、そ
ベックリンの『死の島』。君たちはどう生きるか。
こんばんは、クラフトビア子です。
ここのところ、食べ物からもお酒からも離れて、頭の中がアートの旅に出ています。
先週になって、宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』がアカデミー賞を受賞しました。ニュースに接して、うっかりと観に行っていなかったことに気づきまして。あわてて調べてみたら、近所の映画館でまだ上映されているではありませんか。それで、せっかくなので子どもたちを連れて、金曜の夜に観に行ってき
天才の悲哀と喜びに共振する、ゴッホアラブ
こんばんは、クラフトビア子です。
週末に、東京では3月末での開催となるゴッホアライブに行ってきました。
ゴッホアライブとは、かの有名なゴッホの作品を、映像・音楽・香りといった多様なメディアで鑑賞する、新しいスタイルの美術イベントです。
没入感のある展示が話題となり、世界の100都市以上で開催されています。
東京での展示がもうすぐ終了するからか、ビア子が観に行った日も大盛況でした。
そんなゴ
今日は私の誕生日なので、仕事終わりに子どもたちと映画を観に行ってきました。映画の感想を話しながら子どもたちとゆっくり歩く、幸せな金曜の夜。余韻をたのしみたいので、記事はお休みします。また明日お付き合いください!
小学生のホワイトデーのお返しを代理で受け取った母の話
こんばんは、クラフトビア子です。
今日はホワイトデーですね。ホワイトデーですね。(あえて二回言ってみる)
花粉のせいで器官ダメージ半端ない、万年肩こりおばちゃんのビア子です。ここのところのnoteのクオリティが乱高下しているのは、ほぼ寝ながら書いているから。今日はMTG中にぼんやりして、PCのカメラに写っているのをうっかり忘れ、ヤバい顔になって周囲を焦らせました(笑)。
最近ダメな感じのビア子
砂糖菓子のような虚構の世界に酔う時間。アンドリュー・ロイド・ウェーバーの『オペラ座の怪人』
こんばんは、クラフトビア子です。
お酒からもクラフトからも、書いていることがだんだん離れてきている気がするんですが(笑)。今晩は、柄にもなく映画・ミュージカルについてちょっと書いてみたいと思います。
本題に入る前に、『オペラ座の怪人』をご紹介みなさんは、人生のターニングポイントや、人生のあるフェーズでの彩りとして、なぜだか毎回出会う映画・ミュージカル作品を持っていませんか。
ビア子の場合、ど
身投げするホタルイカ。不思議で悲しい春の味覚
こんばんは、クラフトビア子です。
3月も中旬に近づいて、スーパーの鮮魚コーナーにホタルイカが並ぶようになりました。ビア子的に、春の山菜(タラの芽とか、ふきのとうとか)に次いで季節を感じる食材です。
しばらく店頭でみかけるけれど、夏の兆しとともになくなってしまうホタルイカ。見かけたらとりあえず買って、パスタにしたり、酢味噌につけたり、アヒージョにしたりと、せっせと食べています。
ちなみに沖漬け
未知の味・いちごのババロワで祝う、辛党の娘の誕生日
こんばんは、クラフトビア子です。
春と冬の季節が行きつ戻りつしていますが、春のフルーツ・いちごは最盛期に差し掛かっています。大振りのいちごだけでなく、小さいいちごも店頭で見かけるようになりました。
くいしんぼうの娘が誕生日を迎えたのですが、3月生まれのよいところはたくさん出てきたいちごをケーキに惜しみなく使えること。
今晩は、いちごを惜しみなく使ったババロワをつくった話です。
辛党の娘から