見出し画像

『セルフ・コンパッションやさしい実践ワークブック』を読んで

この本は、セルフコンパッションを初めて学ぶ人にとって
とってもわかりやすい本です!


だいぶ前にセルフコンパッションのことについて記事を書きました

今回改めてより深く理解するために読み直しました。

私にとってとっても大事だな!と思ったことをまとめたいと思います。


①順調な時もセルフコンパッション

順調な時でも、無駄に不安になることはありませんか?

例えば、
「こんなにうまくいってて今度は悪いことが起きるに違いない」と。

そんなときも純粋に今の嬉しいという気持ちを受け入れることが大事です。

受け入れながらも次回もっと良くなるために何をすべきか考えたり、うまくいった理由を考えたり
成長するためにどうするのかということを考えるのがいいと思います。


②わがままとセルフコンパッションの違い

わがままな態度をとるのは、
「学ばなければならないことがある」と認めてしまうと、今の自分は受け入れてもらえないという思い込みがあるため、
相手のことを考えず自分の思うままに行動しようとしてしまうのかもしれません。
 
本当は「ありのままの自分で愛されているという事実」は変わらないのに。

一方セルフコンパッションは、
その中で自分自身や社会をよくするために
成長することが「人生の本質の一部」であると思うことが根底にあります。

「今の自分は愛されていることは知っている、
だけどもっと社会のために貢献したいから成長したい」
と自然に思えるのがセルフコンパッションなのかと思いました。


③自尊心とセルフコンパッションの違い

セルフコンパッションは
自分は大丈夫、すばらしい、愛されていると思うこと。
あくまで自分だけで他の人と比べてどうかということは考えません

自尊心のように「他人より自分が優れているかどうか」を考えることではないのです
 
もし他人より劣っている考えると、
自分の弱さを見られるのが恐ろしくなり、フィードバックされると傷つきやすくなってしまいます。
 
セルフコンパッションは他人と比べるということがないので弱さをつかれてもただそれを受け入れるだけなのです。


④「自分の悪いところを直したいという気持ち」と「自分の悪いところを嫌う」は違う!

これは、
自分の悪いところを直したいという気持ち⇒良いほうへ変わりたい
自分の悪いところを嫌う⇒今のままの自分を受容できない

前者は「成長、挑戦」につながりますが
後者は「自責の念」にとらわれるだけで、自分を苦しめるだけです。

それなら前者の考え方をしたほうが人生豊かになりますよね❁*.゚


今は私にとって大事なことはこんなところですが、
こちらの本には「セルフ・コンパッション フローチャート」があります。
むしろこちらのほうがこの本のメインだと思います。

これはこのフローチャートを14日間1日30分やると
脳、心、行動が変わり、それが一時的ではなくずっと続くという研究結果が出ているということなのです。
具体的には、強い感情を調節しやすくなり、うまくいかないときもしなやかに回復できるようになります。

私も1度このフローチャートを14日実施しました。
しかしその時は30分できなかったことのほうが多かったし
連続で14日実施したというわけでもありませんでした。

だから改めて14日間1日30分実施したいと思っています!
14日連続はさすがに難しい気がするから、30分を14日やることにします!!

気になる方は上記Amazonリンクからたどっていただければと思います!

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集