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演劇業界でも「アレ」を活用したら作り手と受け手のミスマッチが減るのではないかしら?と思いついたので書いてみます。

先日、『演劇公演の品質を保証するということ(作り手がやりたいこと・できること編)』という記事を書いていてふと気になったことをキッカケに、「ああ、こういうモノがあったらいいのにな」と考えたことがあるのでその話を。

演劇公演、一人でも多くのお客様に観ていただくために、役者・スタッフなら真剣に考えておきたい「公演の品質を保証する」という課題について。品質の保証だなんて堅苦しい書き方をしたけれど、平たく言うと、いかにミスマッチを減らすかということです。

東京を拠点にしている劇団ってどのくらいあるのだろう。

上記の記事を書きながらふと「自身が疎いとはいえ、最近東京にはどんな団体があって、どんなテイストで、どんな公演をやっているのか……まったくわからないなぁ。」と思いました。よく名前を目にする・耳にする団体・役者って自分の活動するフィールドに近いところに偏りやすいから、ジャンルや年代が離れると途端に追いにくくなる。

調べる術はあるのか

「ではちょっと、勉強がてらに調べてみよう!」と思って手が止まる。……どうやって調べたらいいの……。演劇業界、公演情報や団体情報が追いにくいのは今に始まったことではないけれど、いざ調べようと思ったら、公演情報や団体情報を登録できるようなシステムを完備しているサイト(CoRichやConfetti、シアターガイドなど)で一通りの団体情報と公演情報をさらい、また、都内劇場のサイトをすみからすみまでチェックして、スケジュールを確認し、それを月から年単位で調べなくてはいけないのかしら……。それでもすべてはチェックしきれないけれど。

いんやぁ、ハードですね。きっとなかなかの数であろう団体の中から自分好みの公演・団体を見つけ出して観劇するだなんて、どれだけ難しいことか。こういう難しさがあるのだもの、当然ながらミスマッチだって起こりますわよ。

でもね、だからこそ、気付いてしまったのよ。

女性なら度々目にする機会もあるであろうアレ、アレを活用できるのではないかしら、と。

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