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スタッフの手記

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コノビー編集部スタッフたちが綴っているコンテンツへの想いをまとめていきます。
運営しているクリエイター

#編集

どうして子育てメディアで「事実婚」を取り上げたかったのか

どうして子育てメディアで「事実婚」を取り上げたかったのか

私が所属する編集部は、「子育てに笑いと発見を」をテーマに、コノビーというウェブメディアを運営している。

多くは育児ライターさんにマンガ記事を書いていただいたり、オリジナルの連載企画を作ったりする中で、私は育児関連の書籍をウェブ記事化し、内容の一部を読者に届けている。
主にはウェブマーケター業務をしているけれど、今回は編集者としてコン
テンツのお話をさせてほしい。

コノビーで働く「わたし」の気持

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深く、広く、永く。その前に。

深く、広く、永く。その前に。

原稿を読んで涙がこぼれた。

少し前に社外で1時間くらいの講演をする機会があった。
終わった瞬間、もう一度やり直したいと思うくらい反省がたくさんで久しぶりに凹んだ。(まだ引きずっていて思い出すだけでまたへこむ…)

そんな講演が記事になることになり、原稿が届く。
自分のダメさ加減を確認しなきやいけない。

だいぶ気が重い。
印刷してはみたものの見る勇気が出ない。

あぁでもダメだったんだ、認めよ

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父の図書館-知識と記憶の整理法-

父の図書館-知識と記憶の整理法-

コノビー編集部に社内移動でやってきてから、約半年。
「編集」「メディア」「SNS」「出版社」…消費者としてではなく、ビジネス上での対面はとにかくすべてが「初めまして」だった。

自分が今知っている情報は、全体からみて何%なのか、どの程度重要なのか、他のどんな要素と関連していて、どんな時に役に立つのか…。

この半年間で、自分の責任において自走できる業務は増え、新しい情報もいくらかインプットしてきた

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見知らぬ誰かに評価を委ねない、ということ。

12月から担当編集をしているweb連載がはじまった。

漫画連載 本当の「頑張らない育児」 Byやまもとりえ

半年以上かけて企画してきて、事業としても色々な期待を背負っていて、途中何度胃が痛くなったことかわからない。というか、実際のところ何度か体調を崩した。

が、ちゃんとヒットさせることができた。(よかった)
1話目は1日で10万PVを超え、今のところ毎話15万PVを超えるくらいになっていて、

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「当事者じゃない自分を責めるな」 〜代わりにスキルとしての想像力を〜

「当事者じゃない自分を責めるな」 〜代わりにスキルとしての想像力を〜

ママじゃない独身男性が子育てメディアの編集長をしているコノビーという子育てメディアの編集長をしている僕は、独身の男性だが、そのことで誰かに批判された事はないし、一般的にそのようなことが受け入れられるのかどうかにも興味はない。

けれど僕には他でもない"自分自身"によって「それってどうなの」という視線を向けていた時期があった。編集長になってすぐの頃だと思う。

「君じゃあ出産の大変さは理解できないだ

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