tatsuhiko watanabe

雑誌『Tired Of』編集長。レーベル「遊と暇」代表。暇←東京藝大修士課程←LITA…

tatsuhiko watanabe

雑誌『Tired Of』編集長。レーベル「遊と暇」代表。暇←東京藝大修士課程←LITALICO9年(子育てメディア「Conobie」編集長←発達障害児支援←障害者就労支援)←SFC。これからの時代の遊びと芸術と感受性について考えています。

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    妊娠から出産、子育て、教育についてなど、noteに投稿された育児系の記事をまとめていきます。

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    コノビー編集部スタッフたちが綴っているコンテンツへの想いをまとめていきます。

最近の記事

レーベル「遊と暇」はじめます

夏ごろ書いたnoteで、レーベルをやるぞと言って数ヶ月。 先日正式にISBNコード(書籍の裏についてる出版社と書籍ごとに割り当てられたバーコードみたいなやつ)を取得し、名実ともに出版ができるレーベルを立ち上げました。 「出版社」と言わず(言える条件は揃ったのですが)「レーベル」という言い方をしているのは、紙の本を作ることだけがしたいわけじゃないからです。レーベルという曖昧な構え方を楽しんで、これからいろんなことを企てて行きたいと思います。 まずは、そのレーベルの名前とそ

    • ものすごいスピードで過ぎている。

      この春9年間勤めた会社を退職して、同時に大学院に入学し、4月5月6月7月あっというまに前学期が終了しました。大学院生活1/4終了です。無理〜 新しい環境に飛び込んで「みたことないものをみる」「やったことないことをやる」「できることをふやす」「やりたいことをみがく」ということをとにかく全部やるぞというような態度で過ごしていましたが、ちょっと欲張りすぎたこともあって新卒1年目のようなテンパリ具合でなかなか振り返る時間がなかったので、自分の整理のために、今やっていることをまとめて

      • 9年勤めたLITALICOを卒業し、東京藝術大学修士課程に入学しました

        LITALICOの方については一部の方に直接もしくは噂で、またはお手元に届いた社内報の編集後記を通じて伝わっているかなと思いますが、それ以外の方にはまだご報告していなかったので、改めてこちらに。 昨日入学式があり、東京藝術大学大学院 美術研究科先端芸術表現専攻 に入学しました。上野の桜は満開でした。 9年勤めたLITALICOの方は、年度末で一区切り付いていますが、厳密に言えば、あと数日の勤務をもっての卒業となります。 (同期4人のショット) まだ在籍しているのでLI

        • 老けない野菜。南瓜のスープ。

          南瓜が家にある理由は、3か月まえに木炭デッサンのレッスンで描いたモチーフを持ち帰ってきたためです。 形がいいのでオブジェがわりに部屋に飾っていたのだけど、冷蔵庫がスカスカで、外は寒いし、でも何か食べたい、という日にとうとう手をつけました。 包丁で割ってみると、全然傷んでいない。もうダメかもしれないと思ってたのに、こんなにもつのか!と感嘆しました。 そこからはじまる感覚料理。南瓜のスープです。 まず玉葱をオリーブオイルでじっくり炒めます。飴色にしたいのではなくて、透

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          レンズ豆はいいぞ。根菜と豆のスープ。

          リボリータというイタリアのスープがあります。白インゲンとパンと、野菜をトロトロに煮込んだもの。北千住のオステリア・ルーチェで食べたそれを家でも真似するようになってから、豆のスープにハマりだしました。じわーっと身体があったまるんですよね、ポカポカしてくるのでこの季節とてもよいです。 リボリータには白インゲンが入っているのですが、なかなか白インゲンの缶詰ってスーパーに売ってないんです。赤茶のインゲンか、ミックス豆はあるんですけど。 それで、乾燥豆でもいいやと思って探してみると

          レンズ豆はいいぞ。根菜と豆のスープ。

          黒豆、柚子ジャム、乳製品。

          お正月の残りものの黒豆をアレンジして食べたい時。 僕のおすすめは、黒豆と柚子と、乳製品の組み合わせです。(サムネの写真には干し柿バターものせてます) 黒豆と柚子ジャムは毎年母が手作りするので、バターかチーズを合わせて食べます。 パンに乗せるとこんな感じ。(少なっ) お試しあれ

          黒豆、柚子ジャム、乳製品。

          About

          プロフィールと、これまでの活動についてまとめたページです。 Bio 1987年 川崎市生まれ レーベル遊と暇 / Tired Of編集長 -- 慶應義塾大学環境情報学部(2006-10) 株式会社LITALICO(2010-19) 東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻(2019-21) 遊と暇(2019-) -- Instagram  @tatsuhiko.watanabe Works 

          心が追いつくまで、待ってくれ

          今朝、担当していた連載小説『娘のトースト』の最終話を公開しました。 ふう。 著者の狩野さんと出会って約1年とちょっと。企画が本格化してから連載開始までは7~8ヶ月くらいかかった。長旅でした。 狩野さんとの出会いは以前書いたnoteをお読みいただくとして、連載中はなかなか書けなかった、この作品のテーマについて書きます。 なかなか書けなかったというのは、小説の連載中は作品本体による表現に集中するべきで、作品を通じて伝えたいことを別のコンテンツで語ってしまうのは気が引けたか

          心が追いつくまで、待ってくれ

          最終面接を、プロデュースしてください。

          大学3年が終わるころ、周りに半年以上(もっと?)遅れをとってはじめた就職活動で、僕は2社だけ受けた。 1つは今いる会社、LITALICO(当時、ウイングル)で、もう一つは、アソブロックという会社。ほんとうは、アソブロックが僕の第一志望だった。 アソブロックがどんな会社か。今の会社HPにはこうある。 アソブロックって何をやっている会社なのか、と言われることがあります。実際のところ、私たちもアソブロックってなんの会社なのか、定義づけに困ることがあります。というのも、私た

          最終面接を、プロデュースしてください。

          noteで出会って、小説つくって。

          昨日、担当している小説の連載がスタートした。 『娘のトースト』(狩野ワカ) この作品が生まれるきっかけになったのがこのnoteだったので、その時のことを少し書こうと思う。 はじまりは、こんな感じだった。 初めまして。フォローいただいたのをきっかけにnoteを読ませていただきました。書く事についてのお話。母性が育つお話。ラブホで抹茶のお話。とても面白かったです。私はコノビーという子育てメディアをやっておりまして、今後のコンテンツの方向性を考える中で、いくつかチャレンジし

          noteで出会って、小説つくって。

          休めECD

          ラッパーのECDが亡くなった。 と感慨深い態度をとるほど僕は彼をよく知るわけではないけれど、数年前にこの曲を聴いてなんか、ものすごいなとだけは思っていた。のと、どちらかと言えば仕事柄、奥さんの写真家植本一子さんの方のファンだった。 文末に紹介した『まだ夢の中』という曲のタイトルの主語は、まだ幼い2人の娘だ。苦しい家計とか、この曲を書いた当時既に分かっていたかもしれない自身の進行性の癌のことを念頭に、娘たちがいずれ夢から覚めて現実を知ったらなんて思うだろうか。という内容の

          「社内初のメディア編集部」が3年目に迎えたサードフェーズ感

          こんばんは。子育てメディアコノビー編集部の渡辺です。編集長をしています。 一連のLITALICOアドベントカレンダーも、残すところあと2記事。今日の僕と、明日のYuhei Suzuki(LITALICO発達ナビ編集長)のみとなりました。 前回僕は『「当事者じゃない自分を責めるな」 〜代わりにスキルとしての想像力を〜』という記事を書きました。これは割と僕自身の、内面的な話でした。 今回はもう少し組織というか、チームとしての「編集部」のあり方について、メディアが立ち上がって

          「社内初のメディア編集部」が3年目に迎えたサードフェーズ感

          「当事者じゃない自分を責めるな」 〜代わりにスキルとしての想像力を〜

          ママじゃない独身男性が子育てメディアの編集長をしているコノビーという子育てメディアの編集長をしている僕は、独身の男性だが、そのことで誰かに批判された事はないし、一般的にそのようなことが受け入れられるのかどうかにも興味はない。 けれど僕には他でもない"自分自身"によって「それってどうなの」という視線を向けていた時期があった。編集長になってすぐの頃だと思う。 「君じゃあ出産の大変さは理解できないだろう」「独身じゃあ説得力がないかもなあ」「ていうか読者の気持ちがわからない編集長

          「当事者じゃない自分を責めるな」 〜代わりにスキルとしての想像力を〜

          信頼関係は、ズケズケと。

          大学時代の仲良い同級生と集まって仕事の話をする時、アラサーの鉄板の話題はマネジメントというか「チームの話」だ。7割くらいは。 だいたいがなにかの責任者とか、助教授なんかしちゃったりして、自分もまだ未熟でありながら他人を育てたり鼓舞したりする、という立場に立っている。 そしてそういう人はほぼ例外なく、「フィードバック」のあり方に悩んでいる。だから飲み屋で話す内容の7割を占める「チームの話」のうち、さらに7割くらいは「フィードバックの話」になる。 先日も久しぶりに会った大学

          信頼関係は、ズケズケと。

          背伸びしよう。実力以上で、戦おう。

          新米編集長のためのマガジンということで、同僚のYuhei Suzukiに誘われて登場しました。僕は子育てメディアアプリ「コノビー」の編集長をしています。どうぞよろしくお願いします。 「編集長たるものこうしろ」みたいなことはだれも教えてくれないから、自分たちがより良い編集長であるための学びの場を自ら作った。Yuheiくんのその謙虚さと学習欲と行動力に感銘をうけ、とりあえず筆をとってみました。僕も彼も同い年の29歳。編集長今年で3年目(もう新米というつもりではやってないですが)

          背伸びしよう。実力以上で、戦おう。