アーユルヴェーダ #13 - 三大古典書が最もすすめるディナチャリア -
先日ディナチャリアのフェスがあったので参加してきました!
そこでいろいろ教えていただいたことを少しシェアします。
アーユルヴェーダには、三大古典書と呼ばれるものがあり、その古典書の中でディナチャリアはどれも第一章に書かれているそうです。
そのくらい大切にされてるディナチャリア。
ディナとは1日、チャリアとは過ごす、1日の過ごし方のことなのです。
アーユルヴェーダ的な1日の理想の過ごし方を記したものです。
古典であるチャラカサンヒターにはこう書かれています。
要するに、幸せに人生を送るためには、毎日を幸せに送ること。その積み重ねだということです。
これまでいろいろとご紹介してきた記事も、実はディナチャリアの一つなんです。
詳しくは各記事をご覧下さい!
1日の理想的な過ごし方は、たくさんやることがあるそうです。
早朝、朝、昼、夜、寝る前のおすすめディナチャリアがあります。
なので、一部をご紹介したいと思います!
早朝のディナチャリア
早起きすること!
朝日を見ると、体の中にある体内時計がセットされます。
そして、とっても幸せな気持ちになります。
また、夜明け前の凛とした空気は神様からのギフトと言われています。
朝のディナチャリア
常温の水を飲むこと
朝起きて、トイレやお口のケアが終わった後に、常温のお水を両手で8杯くらいにあたる分量を飲むと良いそうです。
前導運動が起こって、お腹を刺激してくれます。
体はお水を欲しています。
でもお水飲むの苦手です、私。
お茶やコーヒーは、体は水分として認めてくれないのが厳しいところですが、今頑張って朝お水飲むようにしています。
便をだす!
便は体からのお便りです。
良い便とは、黄色みがかったバナナ型で、水に浮くとがとても良いそうです。
古典書にも書かれている通り、水に沈んでしまうのは、体の中で消化しきれていないので、便が重くなってしまい沈んでしまうそうです。
なかなか浮き浮きの便が難しいなぁと感じておます。
でも、未消化は体の負担になるしよくないので、自分の消化できる適切な量=腹八分目を見極めた食事を心がけていきたいですね!
タングスクレーパー (舌磨き)
ガンドゥーシャ(オイルうがい)
ガルシャナ
アビヤンガ(3点オイルマッサージ)
下記は、足のオイルマッサージについて記載しています。
昼のディナチャリア
食事は、腹八分目
食事は、お腹が空いてから摂るようにする!
当たり前のことなのですが、なかなか現代人には難しいですね。
でも、お腹が空いていないのに食べ物を体に入れてしまうと、未消化となっていろいろと体の弊害が起こってきます。
なので、時間になったらお腹が空くように工夫して食事を摂るとが大切です。
まずは、自分の適量を知ること。
どこかの食事ので、適量を超えてしまったと感じたら、次の食事で修正するとか、食べない!も選択肢です。
一食くらい抜いても大丈夫です。
むしろ、体のサーチュイン遺伝子が活性化してプチ断食効果が得られます。
なるべく、適切な時間に適度な量を食べること。
また、お腹がこなれてきた時に後から追加で食べないこと。
この辺りを気をつけていきたいですね!
口の芳香
クローブのホール
唾液でゆっくりゆっくり馴染ませながら、柔らかくなるまで口の中でひたすら唾液に浸してから、身の部分と枝の部分を噛むと良いそうです。
私は余りナジマないうちに噛んでしまい、えらい目になりました。結構辛みと苦味がありました。
枝の部分まで食べきれず、、、
カルダモンのホール
カルダモンの実をパキッと2つ2割り、中にある実を何粒か口に含むと、スースーして清涼感ある感じを味わえます。生姜に似た爽やかでマイルドな辛味と苦味があります。
スパイスの女王と言われているそうです。
写真の一番左側がカルダモン、その下がグローブです。真ん中の枝みたいなものはシナモン。
グローブの隣は、フェンネルと、クミンシード
良い友だちと付き合う
アーユルヴェーダで大切なことは、満足感のある食事と六味をバランスよく摂ることです。
満足感ある食事の中には、自分が大切だと思う人や好きな人、気の合う友人と食事をとることが含まれています。
美味しいものを共感しながら楽しく食事をする方が消化にもいいです。
逆に、楽しくない状態で嫌な人や気の合わない人に囲まれていたら、どんなに美味しい料理でも食事に集中できず味なんで分かりませんよね。
なので、食事を共にする以外でも、良き友たちを持つことは大切ですね!
夜のディナチャリア
家に戻ったら、すぐ手足を洗う
外から帰ってきたら、まず手足を洗いましょうということです。
外から帰ってくるので汚れを落とす意味もありますが、外であった嫌なことなども一緒に落とす意味も含むそうです。
日本では、神社に入る時に外の穢れを落としてから参拝する文化がありますよね。
同じように、家に入る時には自分自身の心身ともに浄化し綺麗にすることで、ホッとひと息家に帰ってきたぞー!と、自分のマインドを切り替えるのに効果的です。
水には心を清らかにする効果もあるのです。
適切にお酒を飲む
お酒は、百薬の長とも言われている通り、正しく飲めば体に良いものです。
楽しい仲間と美味しいおつまみと適度にお酒を飲むことはとても良いことです。
ろれつが回らなくなったり、同じことを何回も繰り返して話したりやってしまうのはもう飲み過ぎのサインのためそこまで行く手前でやめておきましょう!
入浴する
入浴で1日の疲れた体を癒すこと大切ですね!
温まってから寝ると、寝入りも良くなります。
なので、頭は乾かして寝ましょう。
夜寝る前のディナチャリア
白湯を飲む
お水もでしたが、白湯も飲めなかったんです。
モデルさんがのむものでしょお??
みたいな偏見魔人でした。
今、白湯頑張ってます。
私は便秘になりやすいのですが、アーユルヴェーダの先生に聞いたところ、特に寝る間際の白湯が良いそうです。
例えば1日に数回に分けて便は出ても、まだお腹に残ってるような出し切った感がなく、お腹が重い感じがしていました。
白湯を飲むと、朝(私は便秘なので午前中くらい)に、スッキリと出し切った感を感じられるようになってきたんです。
そんなに長く続けていないのですが、何個かポイントがあってそれを試しています。
朝イチで常温のお水を飲む
食事前に岩塩レモン生姜を食べる
なるべく消化に良い時間にご飯を食べる
追加食べをしない(お腹がこなれたところで何追加で食べること)
食事中に白湯を飲む
ギーミルクを飲む
寝る直前に白湯を飲む
こう見るといっぱいやってるように見えますね。
自分の生活に取り入れやすいものだけ実践するでもいいと思います。
私も、もう少し経過を見てまた別でご紹介したいと考えています。
ちなみに白湯っていろいろ飲み方があるんですよ!
私は一番それに驚きました。
またこちらも別の機会でご紹介しますね。
1日の振り返りをしよう
寝る前に今日1日あったことを振り返ることで、自分に意識を向けた生き方をすることができます。
ただ繰り返される同じ日々を生きるのではなく、今日という日はまたとないことを感じ、感謝して過ごすことって大切ですよね。
夜寝て朝目が覚めることは、当たり前ではない。
当たり前ことなどないことに気がつくこと。
大切にしていきたいと思います。
ということで長くなりましたが、ディナチャリアのご紹介を終わります。
ここに例を挙げきれないほど、たくさんある1日の過ごし方の中で、教えていただいた代表的なものをシェアさせていただきました!
また、学びが進んだり、取り入れてみた経過を体験談としてシェアできたらと思っています。
ディナチャリアについては、一旦ここで終わります。
個別にシェアしたいことはまだまだあるため、楽しみにしていてくださいね!
前回のお話
良い活動をしていけるように頑張ります٩( 'ω' )و