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勉強がはかどる!あったか根菜メニュー


冬の訪れを感じる今日この頃ですね。
ちょっと寒いなと感じる日には温かいものが食べたくなります。
そんな日におすすめな簡単にできるおいしいあったか料理と、身体をあたためる食材を紹介します。
身体の中から温めて、子どもたちの元気をサポートしたいですね。


身体を温めるとどんないいことがある?


手足が冷たい、寒い。など身体が冷えていては、血流が悪くなり、免疫力も低下します。その冷えを改善して、身体が温まると、
〇免疫力が上がり、風邪や大きな病気にかかりにくくなる。
〇消化、吸収、代謝能力があがり、食べた栄養素がきちんと身体に届けられる。
〇全身の血流がよくなるため、便秘の解消や朝から元気に過ごすことができる、勉強の効率もアップする。
〇新陳代謝も活発に。ママにとってはお肌の調子もよく過ごすことができる。
などなど、冷えは万病のもとと言われますが、身体を温めることは子どもにも大人にとっても良いことづくしですね。


身体を温める食材にはどんなものがある?


身体を温める食材は、主に土の中で育つ作物と言われています。
にんじん 大根 ごぼう さつまいも さといも しょうが など

今が旬の野菜やイモ類が多いですね。
ホクホクの焼き芋、根菜たっぷりのシチュー、いも煮汁、想像するだけで温まりそう。

しょうがは身体を温める食材の代表格ですが、その場合は生姜を加熱して食べることをおすすめします。生で食べるとジンゲロールという身体の熱をとる成分が働いてしまいます。加熱や乾燥をさせることによってショウガオールという身体を芯から温める成分に変わります。


【ココット使って鶏肉とさといものグラタン】


まずは、忙しいママでも簡単にできるこれらの食材を使ったレシピを紹介します。

夕食時、家族みんなが同じ時間に食べられないこともありますね。
塾で帰りの遅い子どもにも熱々のグラタンを食べさせたい!でも何度も夕飯支度するのはちょっと・・というママからの相談で考えたレシピです。
勉強で疲れて帰ってきた子どもに熱々のグラタンを出したら大喜び間違いなしです。


〈材料〉2人分
里芋   3個  (忙しいときは冷凍里芋を利用しても!)
玉ねぎ  1/2個
鶏もも肉唐揚げ用 160g(唐揚げ用は一口大に切ってあるので便利!)
★コーン缶 (クリームタイプ) 1缶 
★小麦粉 大さじ2
★牛乳   200ml
ピザ用チーズ 30g
パセリ 少々
バター 10g
塩 こしょう 少々
ポイント!クリームコーンを使うことでほんのり甘さが加わって優しい味に。
〈作り方〉

  1. 里芋は皮をむき8㎜~10㎜幅の輪切りに、玉ねぎは薄切りにする。

  2. 耐熱ボウルに里芋を入れ、ラップをして600Wの電子レンジで3分程すこし柔らかくなるまで加熱します。

  3. ★の材料をボウルに合わせて混ぜておく。

  4. フライパンにバターを入れて熱し、玉ねぎを炒める。しんなりしたら鶏肉を加えて炒める。肉に火が通ったら、2,3を加えとろみがつくまで弱火で加熱する。

  5. 塩 こしょうで味をととのえる。

  6. ココットなどの耐熱容器に一人分ずつ分け入れ、上にピザ用チーズをかける。


ここまで一度に作って、帰りが遅くなる子の分は帰宅してからオーブントースターへ!

⒎オーブントースターで12分程度チーズに焼き色がつくまで焼く。(オーブンの場合は220℃で10~15分)焼きあがったらパセリをふる。


【ごぼうの炊き込みご飯】

続いてごぼうを使った簡単炊き込みご飯です。
ごぼうは身体を温めるほか、食物繊維を多く含み整腸作用があるため、便秘がちなお子様にもおすすめの食材です。
ごぼうの風味がおいしいだしとなって、心も身体もほっこり温まるおいしい炊き込みご飯です。


材料 (米2合に対して) 
米    2合
ごぼう  50g               
油揚げ  20g                
大葉適宜
しょうゆ(ごぼう下味用) 大さじ半      
★酒           大さじ1      
★みりん         大さじ1      
★ほんだし        小さじ1      
★塩           小さじ1/2      
★しょうゆ        大さじ1      
(作り方)

  1. ささがきにしたごぼうは、しょうゆで下味をつける。油揚げは2~3mmくらいの太さに切る。

  2. 研いだ白米に★の調味料いれ、通常の水加減で水を加える。



そこに、1を加えて一緒に炊き込む。盛り付け、千切りにした大葉をトッピングする。

実はたんぱく質も重要
食事をした後、身体がぽかぽかと温まるのを感じますね。これは「食事誘導性熱産生」と呼ばれ、食べたものを消化するときに消費するエネルギーによって温かくなるものです。栄養素によって消費エネルギーが変わり、たんぱく質だけをとったときは30%、炭水化物では5~10%、脂質では5%となっています。つまり、たんぱく質を多く含む食材をとることで消費エネルギーは上がり、身体もぽかぽかと温かくなるというわけですね。
朝起きて、身体を温めたいなと思ったとき、ホットコーヒーや甘い飲み物だけを飲むよりも、たんぱく質を含む卵スープやチキンスープなどを食べると身体は温まり、栄養バランスも良くなりますね。


「玉子と野菜のあったかスープ」


忙しい朝でも簡単にたんぱく質と1食分の野菜がとれて、身体も温まるメニューです。

朝食にオススメ。

〈材料〉2人分
玉ねぎ   1/4個
キャベツ  2枚
にんじん  1/4本
玉子     1個
ソーセージ  2本
おろししょうが 3g
コンソメ 1個
水    400ml
塩 こしょう 少々
ポイント!しょうがを加えてあったかプラス。味のアクセントにも。
〈作り方〉

1.玉ねぎは薄切り、にんじんも薄切り、キャベツは千切りにする。ソーセージも食べやすく切る。

2.鍋に水とコンソメを入れ火にかけ、1のすべての材料とおろししょうがを加えて煮る。

3.沸騰したら弱火にし、卵を溶いて、鍋の中に円を描くように流しいれる。

4.玉子に火が通り、ふんわりとしたら、塩コショウで味をととのえ出来上がり。



本格的な寒い季節は目の前です。
身体を温めて健やかに過ごしましょう。





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