見出し画像

勉強計画の前にニンジンの設定を。

勉強する上でいちばん困るのは自由時間が削られること。それが勉強への意欲を削ぎます。であれば、それを逆手にとって

「時間を生み出す」ことをニンジンとしてぶら下げればいいじゃん!

ということに中学生くらい(やりたいことがありすぎる)の私は気づき、以降、40数歳になるまで続けております。

時間を生み出すには

・早く理解する
・早く問題を解く

ことが必要です。設定されたタスクを早くこなしてしまえば、それだけ自由時間が増えます。しかもこの姿勢で訓練していくと、テスト本番時の時間制限にも対応できるようになり、当然、成績も向上します。

この作戦で時間を生み出した私は、成績を上げつつ中古CD屋に入り浸り、美味しいものを食べ、マンガを読み…と充実した受験ライフをおくりました。

「や○気スイッチが入らない。そもそもスイッチがあるのかすらわからない」

とモヤモヤしている保護者さんが講じる一般的な策は、

・塾に通わせる
・問題集を用意する
・家庭内での圧を強める

あたりだと思いますが、そういう(太陽と北風の)北風スタイルではますます勉強から遠ざかってしまうかもしれません。

さらに言えば、

1日○時間勉強しなさい!!!!

という設定は習熟度においてもマイナスに働くのではないかと思っています。勉強は時間との戦い。いかに効率よく学ぶかが大事です。ただ「○時間」と設定するだけで、その中身を明らかにしないことほどムダなことはありません。

例えば学校の宿題なんて本気を出せば10-15分くらいで終わるのに、「お母さんが1時間勉強しろって言ってるから…」とダラダラやっているケースがかなり多いです。

そうではなくて

「終わったら遊びに行っていいよ」

と言ってあげれば、もしかすると5分で終わらせるかもしれません。(正答率がちゃんとしていれば)それで誰が損をするでしょう。むしろ処理スピードが上がったと喜ぶべきです。

という感じで「時間」をニンジンとして使うのは有効だと思いますよ。

他の意見は↓


clue zemi の詳細・お問い合わせは↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?