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実話怪談集

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N神社での不思議な出来事④光の玉の波

N神社での不思議な出来事④光の玉の波

※サムネ画像はイメージです
(2024年執筆)

今年の7月25日に、私が体験したお話です。

その日は仕事がお休みだったので
大好きなN神社へ遊びに行くことにしました。

車を停めて敷地に入ると、
自転車に乗った三人組の子供達が
やってきました。

小学校低学年ぐらいの子が二人と
おそらくそのお姉さんらしき子が
手水舎できゃっきゃと言いながら水で遊んでいて、なんとも微笑ましい雰囲気。

彼女達は

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トイレの先客

トイレの先客

※職場特定防止のため若干フェイクをいれております。

先日、職場で起きた出来事。

私は今、小売業で働いています。

職場は5階建てのビルで、1階が販売スペース、2階がもうちょっと専門的な商品のフロアとトイレ、3階が事務室兼休憩室あとは倉庫という造りになっているんです。

その日の出勤は、男性スタッフ1名と私を含めた女性スタッフ3名という形でした。

男性スタッフは荷物整理という力仕事のために各フ

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【実話】蛙が参る

【実話】蛙が参る

私の父方の祖父は、もう何年も前になりますが
3月2日に亡くなりました。

いつも笑顔で明るく、多くの人から愛された
好好爺で、家族を見守る温かな太陽のようでした。

末期癌でぼろぼろになった肺を震わせ
苦しい、とか、楽になりたい、ではなく
「お前達のことは、死んだあと、
 ちゃんと、見守るからな。」
と言った姿に、人間を越えた凄みを感じたのを覚えています。

そんな祖父の死後、私達は墓や家で奇妙な

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【実話】N神社での不思議な出来事③浮遊する白い玉

【実話】N神社での不思議な出来事③浮遊する白い玉

2024年7月頭に体験したお話。

本殿でのお参りを済ませて振り替えると
後ろからふーっと数ミリほどの小ささの白い玉が飛んできました。

N神社は自然豊かな所にあるので
小さな虫が飛んでいることはよくあるのですが
どうも動きが羽虫のそれではありません。

では埃か何かかと思いましたが
風の流れとは違う方向へと飛んでいくそれは
どこか自分の意思があるような
動きであります。

あまりにも小さなそれが

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【実話】N神社での不思議な出来事②落ちてきた蜂

【実話】N神社での不思議な出来事②落ちてきた蜂

去年の秋だったかと思います。

その日もN神社にお邪魔して
末社に手を合わせていました。

本殿のような立派な造りではないので、
せりでた屋根のようなものもなく、
お社から少し離れたところで
私は軽く頭を下げていました。

すると、私の右斜め後ろの方で
コンっという木の棒で何かを叩いたような
音がしました。

なんの音かと周りを見渡して見ますが、
頭上には何もなく、遥か上に木々の枝が伸びているばか

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【実話】N神社での不思議な出来事①風鈴の音

【実話】N神社での不思議な出来事①風鈴の音

私にはお気に入りの神社があります。
その名も、N神社。

何か悩みがあるとき、そうでないときも
そちらに行ってはお参りをして
木漏れ日で日向ぼっこも出来てしまうような
そんな憩いの場です。

とても空気が清んでいて居心地がいい
地元で愛されている神社のひとつです。

よくそこに遊びに行くからか
不思議な体験を度々しておりまして
今回は、そのお話しを3つさせていただければと思います。

①風鈴の音

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【実話】子供に好かれる

【実話】子供に好かれる

まだ高校生の時だったと思います。
それまでの私は何故か異様に
子供に好かれました。

初対面の子供に懐かれることが
多々あったのですが
着ているのはズボンなどのメンズライクな服ばかりでしたし、
目つきもあまり良い方ではないのに何故だろうと思っていました。

同級生からも何故か
「遊安ちゃんは子供に好かれそうだよね。」と
度々言われていたぐらいです。

そんな最中、家族と参拝したお寺で体験した出来事

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【実話】魂を抜かれる

【実話】魂を抜かれる

今年の4月
私の身に起きた出来事です。

寝付きが悪い私は、
ベッドに入ってからもうだうだ
漫画を読んだりスマホを触ってしまいます。

豆電球では暗すぎて手元が見えないので
ベッド脇に机を寄せてライトを置いていました。

この子はとても便利なライトで
上部にある窪みに電源スイッチがあり
手を触れるだけで点灯することが出来ます。

その日、いつものように仕事から
帰った私は、疲れた体をベッドに預けて

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【実話】動かないでください

【実話】動かないでください

今から数年前の秋。

残業して、帰りが夜の11時ぐらいになっていました。

駅から家に向かって一人で歩いていたのですが
夜の空気が妙に心地よくて、
暑くもなく寒くもなくちょうど良い加減で
仕事から解放されたのもあり
足取り軽く景色を楽しんでいました。

朝は暗かった居酒屋に灯りがついていたり
車がない交差点で信号機が律儀に点滅していたり、コンビニから仕事終わりであろうサラリーマンがあくびをしながら

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【実話】5階ゆきのエレベーター

【実話】5階ゆきのエレベーター

※実際に働いている場所なので
 若干のフェイクをいれることをご了承
 ください。

私は5階建ての商業施設で働いています。

今から数年前のこと、立ち退き要請が出た関係でもともとの場所から現在のビルに引っ越したばかりの私達は、
その日も、お客様をいれずに社員総出で売場の整頓や片付けを行っていました。

古い建物を借りているのであちらこちら
リノベーションしているのですが
どうしてもエレベーターの内

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【実話】マネキンの夢

【実話】マネキンの夢

私の部屋には着付けの練習のために
頂いたマネキンが1つあります。

着付け師の資格を取るまでは
こまめに使っていたのですが
ここ最近全く使うことなく
部屋の隅でそのままになっていました。

することといえば、
首に溜まる埃をさらっと
はたきで落とすぐらい。

すっかり置物と化したマネキンで
特に気にせず過ごしていました。

ある日、私はどこからか視線を感じ、
気になって見るとそこにはマネキンがあり

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【実話】赤い尻尾

【実話】赤い尻尾

とても短いお話です。

私の部屋にはクローゼットがあります。

部屋自体の広さは5畳ほどなので、
上着に限らず、掃除機や季節外の寝具やマットを突っ込んであり、それはもう見せるのが恥ずかしいぐらいのすし詰め状態です。

今年の2月頃だったかと思います。

肌寒かったので、クローゼットに閉まっていたひざ掛けか何かを出そうとして、
両開きの折れ戸を開きました。

開けた瞬間、ほんの一瞬でした。

頭上か

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【実話】翼人を見た話

【実話】翼人を見た話

2021年の10月初旬
この時、私はまだ介護士として働いており
職場のある隣のA市へと車を走らせていました。

隣とはいえ、私の家と職場は
お互いの市の端と端にあるといったぐあいで、それなりに距離があります。

加えてA市は、山と海に挟まれているからか太い川も多く、地面を走る市町村道を走ると橋に当たることもあり、通勤ラッシュには渋滞に巻き込まれることもしばしば。

そのため、田舎の町どうしの移動で

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