見出し画像

【読書感想】あなたが上司から求められているシンプルな50のこと①

こんにちは、にゃごんです!

今日は、濱田秀彦さんが書かれた「あなたが上司から求められているシンプルな50のこと」という本についての要約と感想を書いていきたいと思います。

今回の記事は、
上司から求められていることってそもそもなんなの?と思う、学生や若手ビジネスマンに向けた記事になっています。

是非最後まで読んでいってください!


上司が部下に求めていること


結論から申し上げると上司が最も部下に求めていることは、
「上司の期待を察して動くこと」
です。

これをさらに4つに分類していきます。

  1. 信頼されて仕事を任せてもらえるようになるための「報連相」

  2. ひとりのビジネスパーソンとして認められるための「大人力」

  3. 主体的な職業人として高く評価されるための「仕事力」

  4. 将来を期待される存在になるための「成長力」

本書では、この4つの分類の中に合計50個の「上司から求められているコト」が紹介されているのですが、今日は「報連相」に関する部分を、自分が特に出来ていないと感じるコト4つに厳選して紹介していきたいと思います。

明日に残った部分についてまとめるので、是非明日の投稿のチェックもよろしくお願いします!


信頼されて仕事を任されてもらうようになるための「報連相」


1.聞かれる前に状況を知らせてほしい

上司は、部下からの報告をうけることで状況把握をすることができます。しかし、「あれはどうなったのか」といちいち聴くのはめんどうです。そのため上司は聴かれる前に報告がほしいのです。

しかし、上司に報告したらしたで、上司から叱責されたり、余計な仕事が増えたり、そのくせに支援はなかったり、と部下にとってはあまりいいことがないように感じます。

そこで、上司への報告は「上司に影響を与えるツール」であると考えるのです。つまり、報告は上司に対するプレゼンだと考えて、簡潔に自分の仕事の成果をアピールするのです。

私も、聴かれるまで報告をしないクセがあるので、聴かれる前に報告すること、そのタイミングを見計らうことを意識したいと考えます。


2.事実を言ってほしい

どういうことかというと、「報告では事実と意見を混ぜない」ということです。上司はチームの仕事状況を把握しておく必要があります。その際に、最もほしい情報は「事実」なのです。そのため、「意見」と「事実」をしっかり分けて報告すると、上司は「事実」を把握しやすくなるのです。

私は塾でバイトをしているのですが、塾長に生徒の状況を報告をする際に、「○○くんは寝不足のようで、授業中居眠りをしてしまっていました。」と報告しているのですが、「事実」をはっきりさせると、「今日○○君は授業中合計15分程度居眠りをしていました。本人は「5時間しか寝ていないから眠い」と言っていました。」のように直すことが出来ます。このように、事実と意見を分けて伝えることで、上司はより正確に状況を把握することができ、有効な助言や判断ができやすくなるのです。


3.勝手に判断しないでほしい

「『勝手に判断するな』と言われたので何でも相談するようにしたら、『そんな細かいことをいちいち聴くな』と言われました。」というような経験を持つ人はいないでしょうか。こんなことを言われてしまっては矛盾しているじゃないか!と感じる方も多くいると思います。しかし、この言葉の真意は、「自分で判断すべきことと相談すべきことのライン設定がおかしいぞ。」という意味なのです。


このときは、案件を以下のように重要度によって分けて対応するとよいです。

  • Aランク:組織の業績、特に数字に大きな影響が出る

  • Bランク:重要度が中程度

  • Cランク:結果がどうなろうと部門の業績数字に影響がでないもの

Aランクの案件は、「上司に相談することを原則」にします。上司にとっても重要な案件であるので、相談したとしても怒られることはありません。また、重要案件の事前相談は、自分自身のリスク管理としてもやっておいたほうがいいのです。
Bランクの案件については、「一応言っておく」というスタンスでかまいません。また相談するときのポイントとしては、「私はこうしようと思うのですが、どうでしょう?」というように提案付きで相談しましょう。
Cランクの案件については、「事前相談なし」でかまいません。

こんな風に、重要度によって案件を分けることができれば、上司の期待に応えられるようになります。


4.要点をまとめて話してほしい

上司は、「要点をまとめて話してほしい」という要望を持っています。しかし、これがわかっていても要点をまとめて話すことは困難ですよね。

この点を克服するためには、意識能力の2つのハードルを越えないといけないのです。
意識の面では「レス・イズ・モア」=「絞って削いでわずかにすることが、多くをもたらす」という言葉を覚えましょう。この言葉で、より簡潔に話すために「念のためにいっておいたほうが」という誘惑を断ち切りましょう。
能力の面では、要点をまとめる能力のトレーニングとして、「文章要約」が挙げられています。長文から要点を抽出することを繰り返すのです。

また、「一言で言うと」を口に出すことをくせにしてみるのも手です。この言葉を言ってしまうと、次の言葉ではまとめた言葉を言わざるを得ないからです。このような自分を追い込むトレーニングをすることで、要点をまとめる力は向上するでしょう。

私は、現在まさに「文章要約」をやっているのですが、より無駄な部分をそぎ落として、重要な点をまとめることがでいるようになりたいと考えています。慣れの問題もあると思いますし、手法についても研究する必要があると思いますが、皆さんが私の文章を読んでこう改善した方がいいというようなフィードバックもいただけると大変勉強になります!なにとぞよろしくお願いします。


最後まで読んでいただいてありがとうございました!
明日も今日と同じ本について書きたいと思いますので、ぜひチェックをお願いします!

また、いいなと思ったり、なにか感じることがあれば、スキやコメント、フォローでフィードバックをいただけるとありがたいです!

それでは、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?