「うどん+おむすび🍙はダメだぞ!」
炭水化物+炭水化物=血糖値の急激な上昇!
「わかっているけど」…という声が聞こえてきそうですね。
内科外来には、生活習慣に関わる病気の方が受診します。
体重を増やさないように!と指導されている人がほとんどです。
「いいか、丸亀行って、うどんプラスおむすびとか、やめとけよ。
でもさー、ラーメンとチャーハンとか、うまいよなー!」と医師。
図星の笑顔で大きくうなずく男性。
さらに話は広がり、
「パスタとピザもいいよなー!、
蕎麦とカツ丼のセットもありだなー、
さすがに、ごはんとパンはないか…」と、
診察なのか?昼ごはんのメニューを決めているのか?
よくわからなくなる会話が盛り上がる。
ほとんどの人は、食べることが好きですよねー。
揚げ物も小麦粉を使っているので、炭水化物の仲間に入ると言う人もいます。
気にしすぎるのもよくありませんが、炭水化物の食べ合わせが身体へ悪影響を与えることが多いのです。
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【炭水化物による食べ合わせの身体への悪影響】
1. 血糖値の急激な上昇
炭水化物同士の組み合わせは、血糖値を急激に上昇させる可能性があります。インスリンの過剰分泌を引き起こし、以下のような悪影響があります
- 代謝の乱れ
- 脂肪の蓄積
- 持続的なエネルギー不足
- インスリン抵抗性のリスク増加
2. 消化器系への負担
- 消化酵素の過剰な働きが必要になる
- 消化器官に余分な負担がかかる
- 消化不良や膨満感を引き起こす可能性
3. 栄養吸収の阻害
- ビタミンやミネラルの吸収が妨げられる
- 栄養素の効率的な利用が低下する
4. 体重管理への影響
- カロリー摂取量の増加
- 脂肪蓄積のリスク
- 代謝の鈍化につながる可能性
☆これらの悪影響を避けるためのアドバイス☆
- バランスの取れた食事を心がける
- 炭水化物の量を適切にコントロールする
- タンパク質や野菜と組み合わせて摂取する
- 食事の際は、ゆっくりよく噛んで食べる
食事は生命の維持に必要です。
美味しい物が沢山ある現代。
食べる楽しみは、生活をいきいきとさせてくれます♪
食べ合わせを工夫しながら、みんなで120歳まで楽しく!美味しく!元気よく!過ごしていきましょう。