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Culinary Innovation by Cultural Exchange in Renaissance Ferrara: Case study of Cappellacci di Zucca Ferraresi(ボローニャ大学のコースで30点満点もらった(!)カボチャのカペラッチの論文)

なんと、コースで書いた論文で、30点満点もらいました!

テーマは「ルネサンス期フェラーラにおける文化交流がもたらす料理のイノベーション:カボチャのカペラッチのケーススタディ」

原題「Culinary Innovation by Cultural Exchange in Renaissance Ferrara: Case study of Cappellacci di Zucca Ferraresi」

時は16世紀、ルネサンスが花開く小さな都市国家フェラーラ。

都市間抗争を繰り広げる北イタリア都市国家の政治的背景、発見されたばかりのアメリカ大陸と大西洋をまたいだ文化交流、エステ家の複雑な実情とエレガントな品性、そんな宮廷で腕をふるった2人の天才料理人。

そんなグローバルな要素が絡み合って料理のイノベーションを生み、ここに21世紀の今フェラーラの郷土料理として君臨する「カボチャのカペラッチ」が生まれるのです。

何度もフェラーラに足を運び、16世紀の古書を読み込み、メッシスブーゴが腕をふるった厨房を見て、もちろんカペラッチも食べて、、、
楽しみながら、力を入れて書き上げた論文です。

教授にも、切り口の秀逸性、アプローチ方法、論文の構成など、とても褒めて頂きました。

著作権の関係でフリーで載せられないのですが、宜しければぜひ!

ルネサンス期の北イタリアの社会背景、宮廷と料理の関係、カボチャのダイナミックな歴史、郷土パスタについて、興味を持って頂ける方にはお勧めです。

また、食の歴史をどのように研究し、論文にまとめるのか、1つのやり方を試しましたので、もしご興味があればぜひ。

ではでは、Enjoy!

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