上級講座「オンライン料理留学SerieA」:カーニバル
上級講座「オンライン料理留学SerieA」、今回のテーマはズバリ、「カーニバル」。
講義パートでは、カーニバルについて、歴史、文化を写真や動画をたくさん含めながら体系的に理解を深めます。
マンマの料理デモでは、カーニバル時期に食べられるディープな郷土料理を4品、レシピでもう2品お伝えしていきます。
今回はプーリアのマンマの元から直接お届け。
好評のビデオ受講もリリースしました!
オンライン料理留学「Serie A」とは
ディープなイタリア郷土料理と食材を、現地家庭のマンマとイタリア家庭料理研究家から直接オンラインで学ぶ、シェフ向けの上級講座です。
講座満足度は4.97/5。
イタリア料理の歴史、地域性を体系的に理解し、食材の使い方の幅を広げ、自らの料理の独自性を磨きます。
料理の作り方は勿論、背景にある伝統や文化を学ぶことで、イタリア料理のルーツを体得することを目指します。
カーニバル
前半:講義
そもそもカーニバルとは何か?
各地のカーニバルと歴史的文脈
カーニバルで食べられる料理とは?
カーニバルについて360度の理解を深めます。
ちなみに、紹介したい一節。
Carpe Diem「今を生きること」
1490年、亡くなる2年前のロレンツォ・メディチがカーニバルを見て発した言葉。
500年前、ある種のイタリアらしさを体現していることに震えますよね。
これがカーニバルの真の意味なのかもしれません。
後半:マンマの料理デモ
今回は、実は色々悩みました。
なぜなら、カーニバルは外で遊ぶものなので、あまりテーブルにしっかりついた料理という料理がないのです。
マンマとも議論を重ね、それでも土地ごとにカーニバルの時期の特徴的な料理があるので、そうした郷土料理を扱うことにしました。
もちろん、断肉の四旬節を迎える前最後に肉を食べられお祭りなので肉を中心に、
冬の最後、豚をシメる時期、畑に戻る時期、冬野菜が輝く時期、ブロードの美味しさが増す時期、色々な背景を考慮してメニューを決めました。
結果、
・豚の全身の部位を使ったカルツォーネ
・豚すね肉のビール煮込み、リンゴと玉ねぎのソース
・パステリーナ(イタリアンパセリとチーズの小さなパスタ)
・マンドルラッチャ(アーモンドのパイ)
の4つ。
そして、
・ウールックル(スポンサーリネギの郷土パン)
・フラッペ(カーニバルの代表菓子)
の2つはレシピ配信でお伝えしました。
豚の全身の部位を使ったカルツォーネ
豚すね肉のビール煮込み、リンゴと玉ねぎのソース
パステリーナ(イタリアンパセリとチーズの小さなパスタ)
ロザータ(アーモンドのケーキ)
レシピ配信で追加した2つ
ウールックル(スポンサーリネギの郷土パン)
フラッペ(カーニバルの代表菓子)
ビデオ受講
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シェフの方々にも多くお楽しみ頂いている講座です。
お楽しみに!