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「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」マンスリーレポートVol.25(2024年1月)

皆様、チャオです!

あっという間に2024年も1ヶ月が経ちましたね。

私の方は、このところ我が家のバスルームを改築するので大騒ぎです。

イタリアのリフォーム、信じられないことが起こり、ドラマです。。

そんな間にも、ボローニャ大学の博士課程が本格始動してきたり、新しい州の料理を教えてもらったり、スペインのバルセロナを訪ねてまた違う国の料理を勉強したり。

それでは、2024年1月のレポートをお送りします!

日曜ランチにアブルッツォ料理

とある日曜日、とあるご縁で、アブルッツォ州の出身の友人カップルの家にお邪魔し、コテコテのアブルッツォの家庭料理を頂きました。

何よりも感動したのはアブルッツォ風クレープ'Mbusse、クレープ生地にパルミジャーノチーズをたっぷりくるみ、丁寧に作った出し汁ブロードをかけて頂きます。熱々のブロードに中のパルミジャーノが溶け、クレープ生地が出汁の旨味を吸って、本当に絶品。

この感動を日本の皆様にも伝えたくて、先日のレッスンでも取り上げました。

週末バルセロナ、スペイン料理の洗礼

第二週は金曜夜から月曜まで、スペインのバルセロナを訪ねておりました。

もちろん、第一の目的は食!
私たちは二人とも食べることが本気で大好きなので、ひたすら食べ続けることで新しい食文化を吸収しました。笑

特に感動したのは、フィデウアという、お米の代わりに細かいパスタを使ったパエリアのような料理。スペインの中でもバルセロナの名物とのこと。

その他、トルティーヤ、ネギのカルソッツ、クレーマ・カタラーニャ(クレームブリュレのこと)など、カタルーニャ地方の名物を堪能。

イタリア料理と比べると、家庭料理との線引きがはっきりしている気がします。まだまだ勉強したいところ。

ボローニャ大学、博士課程の本格始動

いよいよ、ボローニャ大学での博士課程が本格始動してきました。

Digital Food Studiesの中で、文化人類学的アプローチで、食の文化遺産を対象に研究していきます。
「デジタル×食×文化人類学」といった形でしょうか。

全くの新しい分野かつ分野横断なので、沢山勉強も必要でかなり難しいです。
教授とも相談しつつ、研究の方向性はだいぶ変わってきそうですが、最先端の研究を読みつつ、新しい人と繋げてもらいつつ、少しずつ進めているところです。

我が家の新生バスルーム

我が家のバスルームのリフォームをすることにしました。
私の性格は怖いもの知らずで見切り発車、おかげでロケットスタートしたプロジェクトですが、いやー、これが予想外に大変で、、、

業者とのコミュニケーションでは、費用と時間の「見積書」は「予報」でしかないというイタリア式リフォームの洗礼を受け、
材料も自力で調達せなばならず、夜のボローニャでスケートボードにトイレの便器を載せて走らせたり、
初日の工事後に家に行ってみると、壁を隣の部屋まで突き抜ける大穴があいており、家が崩壊するのではないかとショックを受けたり、
下の階の人から水が漏れていると言われ、慌ててバケツを置いたり、
電気が止まって隣の人からバルコニー伝いに電気を分けてもらったり、
最後の仕上げのはずが、ビデの欠陥で穴から水が漏れたり、
掃除は自分達でやらねばならず、何時間もセメントと埃だらけになった家を掃除したり、、

1週間、なんというバタバタよう。
心臓が3つあっても足りないくらい、心身ともに大変でしたが、でも完成したバスルームをみると、これがまた一段と美しい。

何よりもパートナーに感謝。建築も工事も無知で、車も力もない私が、イタリアで、イタリア語で、イタリア式のリフォームができるなんて、今から思えば信じられないのですが、設計、図面作成から、業者とのコミュニケーション、材料調達、居候する私のお世話まで、何から何まで感謝。
そして、居候生活も毎日とても楽しかった!甘かった!

という、イタリア生活がどんどん深まりつつある、2024年1月でした。

来月もお楽しみに!

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