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スプラトゥーン仕事術

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スプラトゥーンから学んだ「君たちはどう生きるか」。スプラトゥーンやろうぜ!
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スプラトゥーンは「オーバーヒートした心との折り合いの付け方」を教えてくれた

フェスパワーが初めて2000を超えてハッピーなしょこらです。 今回のフェスはマッチングにちゃんと時間を掛けてくれて、一戦あたりのフェスパワー増減が大きかった印象。時間を取られない社会人には助かるね。 昨年の今ごろから比べると信じられない心持ちなのだけれども、最近はスプラトゥーンと「楽しく」付き合えています。「やらなきゃ!」との強迫観念も「ランクを上げたい!」との切迫感もあまりない。 「いやいやゲームに入れ込みすぎでしょ…」と思われることでしょうし、そもそもこの渇きのよう

採用面接を続けていたらスプラトゥーンの「勝ち方」を理解してしまった

一週間スプラを触れなかったら、復帰戦で7連敗したしょこらです。現在はソレナリのナワバリでリハビリ中です。秋/冬のギアでもつくるわ…。 ここまでスプラが出来ない一因として、最近がっつりお仕事に組まれている採用面接の重さが影響しています。 採用は想像以上に重要な仕事で、候補者の方の、会社の、そして自分の将来をも左右する分水嶺の瞬間です。なので結構ちゃんと向き合っています。 ただ転職を重ねて早6社、プロのジョブホッパー(注・不運が重なった面もあるんだよ…!)の私としては、候補

スプラトゥーンをやっていると、人生には「クリボー」が必要なのだと痛感する

ちょっと最近お仕事が忙しすぎてお疲れ気味のしょこらにございます。 ゴリゴリにやっている方は「うんうん」と頷いてくれると信じていますが、実はスプラトゥーン3は「体調が悪いと起動が遠のくゲーム」筆頭です。 それは単純に凄く集中力を必要とするゲームだからであり、集中力を欠いていると単純に勝てないからです。勝てないとヤになるもんね。 ただ、人生体調の良いときだけではないものです。山あり谷あり、むしろ谷の日の方が多かったりするものではないでしょうか。 そんな中でスプラトゥーン3

スプラトゥーン動画を365時間見てきたら「活きる知恵」の身に付け方が視えてきた

全国のエグザミナンな皆さま、お願いもう許して下さい。デュアルしか使えないしょこらです。 スプラトゥーン発売までYouTubeはほぼ見ない派だったのですが、Googleさん曰く、私は直近1週間で平均1時間/日で動画を見ているそうです。マジか。 スマホのYouTubeアプリで自分のアイコンをタッチすると「視聴時間」が出てきまして過去1週間の推移を見られます。PCでは出ませんのでご注意を。 何をそんなに見ているかと言うと、もちろんお察しの通りスプラトゥーン3の配信動画です。上

スプラトゥーンをやっていたら「ファッションのモード論」が腑に落ちた

「モードは循環する」 今回はこの一言を説明するために、全力でスプラトゥーンをやっていくことになります。 なお、この「モードの循環」とは昔流行った服が何年か経ってもう一度流行る近年の「Y2K」的なもの…ではなく、もうちょっと抽象的なお話です。 ファッションに興味を持ったきっかけは昨年の松岡正剛さんの千夜千冊1,800夜だったのだけど、これがめちゃくちゃ面白くて。ぜひ読んで下さい。あ、でもこのnoteが先ね。 で、そこからファッションに関連する本を芋づる式で読んでいたら、

スプラトゥーンの窓から「あと一勝」を叶える、最強スキルが視えた話

スプラトゥーン3の一周年フェスで、デュアルの仇敵エグザミナーと歴史的和解を遂げたしょこらです。 スプラトゥーン3は良く出来ていて、「あと一勝」が絶妙に足りなくなるゲームではないでしょうか。「あと一勝で勝ち越し」、「あと一勝でランクアップ」、「あと一勝でXP更新」。あの時「あと一勝」さえ出来ていれば… 私も何回「あと一勝」で夢破れたか分かりません。その度に台パン…なんてする気力も無く、ただ深く肩を落とし、茫然自失とコントローラーを置いてきた日々でした。 それどころか、前の

スプラトゥーンを通じて「色即是空」を完全に理解してしまった

スプラトゥーンをやっていると、ときおり吸い込まれるように勝つ試合ってありませんか? 終盤までずっと負けているのに「なんか負ける気が…全くしねぇ……ッ!」と感じて、結果として勝つような試合です。まぁ、逆もあるのですが。 例えば下の試合も残り10秒まで負けていたのですが、本当に全く負ける気がしなかったのです。 この再現性を高めるためにはどうすれば良いのだろうか…? なんて考えているうちに、あぁなるほど、これが「色即是空」なのかと気付いてしまったのです。あーそーゆーことね。

スプラトゥーンは「成長のタネはどこにあるのか?」を教えてくれた

昔読んだ本で『ゲーム』の定義に触れていたものがあり、妙に納得したことを覚えています。たぶん『遊びと人間』だったのかな。 一番最初に「楽しみのために行われ」が、当時の私には「そうそう〜」なんて甘っちょろく響いたものです。 そんな私のヌルい考えも『スプラトゥーン3』で粉砕されることになりました。とにかくツラい。精神的にくる。余裕で一年間note書けなくなるぐらいにはツラい。本当にツラい。 このストレス、スプラ界隈では皆が感じているものらしく、様々なものが上達には犠牲になるこ

スプラトゥーン3の初心者が1年間ガチったら仕事で昇進した話

誰もが「戦場」を持っているものです。自分の持てる力、時間、そして矜持の全てを賭けた戦いの場を。 それは部活であったり、受験であったり、恋愛であったりしたはずです。 でも、歳を取るにつれてその熱さは失われ、自然と波風の立たない生活を好むようになっていきます。それが「大人になる」ということなのでしょう。 私も同じでした。『スプラトゥーン3』を買ってしまうまでは。 子ども遊ぼうと気軽な気持ちで手に取ったそのゲームは、私のそれまでの「平穏」を粉々に打ち砕いてきました。時間管理