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表千家同門会 同門10月号 『宗旦宗匠のことば』より
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昭和四十六年、天然忌のころ
「九月半ばの天然忌も過ぎ、朝夕には、秋の気配が感じられるようになってきました。今月には一年持ち越しとなっていた江岑の三百五十年忌の法要茶会もひらかれます。(中略)変わることなく、家元の営みをおこなうことができるのは、多くの先人たち、そして会員社中の皆さんのご尽力のおかげであるとあらためて思う次第です。」
表千家同門会 同門 十月号『千宗旦宗匠のことば』より
『江岑の三百五十年忌』という部分、さらりと読んでからふと考えた。350年……。自分の両親、祖父母…どんどん遡って350年前。一体どんな感じになるのか想像もつかない。それを遡って、それぞれのひとたちがその時代に愛用していた茶道具、そしてお茶と過ごした日々がイメージできるということに改めて驚いている自分にいまごろ気づく。
いつの時代もお家元がおられて、その周囲に社中がいて、季節のお菓子とお茶を楽しむ時間があったということが何となく嬉しい。
時代が移って、変わったことが多い中、お茶を楽しむ時間を持っているというところだけは偉大な先人たちと同じだと思うとじんわりと心が温まるような気がする。
もちろん、実際には先人たちと同じはずはなく、そんなことを口にするのはもしかしたらおそれ多いことなのかも知れないけれど、『お茶を楽しむのはみんな一緒。それが1番大事なことえ』と先生が度々仰っていた言葉がまた聞こえてきたような、そんな気がした。改めて先生に心から感謝だなと思う。
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