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節分の福豆


今年の節分は2月2日。翌日は立春ですが、まだまだ寒さが厳しいですね。今年は4年ぶりの2月2日節分でしたが、やはり節分といえば福豆。



福豆の入った升には前から読んでも後ろから読んでも同じ回文の歌が入っていました。



なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな 
(長い夜の遠い眠りから、皆が目を覚ます。波乗り船の音の心地よさよ)



立春は新年の始まりともされ、宝船の絵を枕に敷いて寝ると縁起が良いといいますが、今年はすっかり忘れてしまいました。



この福豆は豆まき用ではなく、升に入った姿を愛でた後、美味しくいただくもの。側面には節分らしい焼印が押されていて、手にすると「またこの季節が来たな」と感じます。



お茶のお稽古でも、毎年同じ季節に同じお菓子をいただきますが、席に集う人や、自分自身の経験が変わることで、味わいや会話の雰囲気も少しずつ違ってきます。



先生がよくおっしゃっていた「毎年同じようで違うんえ」という言葉を思い出します。変わらぬように見えて、実は少しずつ移りゆく時間。そのなかで、こうして毎年同じものを味わえることの尊さを、改めて感じる節分でした。



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光森ちづこ@茶道家/仏語翻訳家
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