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私の日常

皆さん、古い漫画だけどこんなマンガ知ってますか?

『ヨコハマ物語 夢草紙』大和和紀

明治の御一新、文明開花の御代にヨコハマの地に2人の少女がいた

貿易商のお嬢様で、負けん気の強い大輪の華の万里子

両親が亡くなり孤児として引き取られたたんぽぽの様に可憐な卯野

2人が数々の出逢いの中で、喜び、泣き、苦しみ、悶えつつ、夢を掴むそんな物語

2人にとって運命の人であり共に人生を歩むパートナー

万里子には、成金で野心家の竜助

卯野には、医者で正義感の強い森太郎

物語はこの4人が、螺旋の様に絡みあって終始展開する

ヨコハマの地に実家の貿易商を継ぎ、持ち前のアイデアと根性で商売の才能を発揮し、根を下ろした万里子

愛しい森太郎を追って看護師の資格をとり、アメリカ大陸まで追いかけていく実は情熱的な卯野

このどちらのカップルも素晴らしい

でも私が惹かれるのは可憐な温かい卯野
卯野は所謂おからの別称
著者のネーミングにも表れてるが、捨てても良いけれど、優しく、忘れ難い存在

初め森太郎は、幼馴染の万里子と婚約するが、万里子の実家の貿易商の経営が上手くいかずに、援助を申し出た竜助と結婚する

ドイツ、米ボストン留学して、米国への日本人移民の惨状に心を痛め、アメリカ、サンフランシスコで無免許医師として奮闘してる森太郎を追って卯野はアメリカにヨコハマから渡る

私はこの卯野がアメリカで愛する森太郎の為に、大陸を幾多の困難にもめげずに渡り、異国の地で1人落ち込んでいた森太郎の心の支えとなり、途中感染症であわや日本人移民が、全滅の危機となるも(種痘の提供の救いを求めても現地の医師が攻撃を先導して、焼き討ちになりそうになる)心ある現地の米国人の弁護士が立ち上がり、投獄されるも、良識あるアメリカ市民が抗議して、無事に救われ、やがて困難を乗り越えた2人結ばれ、海岸で移民達の協力の元ささやかな祝言をあげる箇所

5巻の後半〜7巻前半迄が大好きで、
自分の人生にもこんな森太郎に出逢えたら
そう重ね合わしてた

そういつの時代も優しくて強い男性は魅力的
それは地位や名誉、金銭では図れないもの。

最近思う事は、私のヒーローはテレビの中の遠い存在であるけれど、ひょんなきっかけで
オンラインで受けるセミナーで仲間となった堀潤さんだな、
そう仕事に疲れた時にふと脳裏に浮かぶ。

堀さんこそは、日本国内、果てはアフリカ迄諸外国、世界に股をかけて大活躍してるヒーローそのもの

だから、つい私も柄にも無いのに、募金や弱者への祈りを心の中で捧げてしまうのだろう。

お金じゃ無い。
愛だよね。

そんな人のつながる為の言葉だと思う。

いつだって、上天気でいたいよね😉

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