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岩波少年文庫を全部読む。

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シミルボンから移行してきました。 少しでも長く続くよう、いや、全タイトルをレヴューできるよう、みなさん応援してください。
戦後日本の児童文学を牽引してきた存在のひとつ、岩波少年文庫のレパートリーを、毎週1タイトル取り上げ…
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2022年12月の記事一覧

岩波少年文庫を全部読む。(118)さよならモファット家、さよならハイスクール。40年後…

エリナー・エスティスの『モファット博物館』(1983。松野正子訳、岩波少年文庫)は、シングル…

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千野 帽子
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岩波少年文庫を全部読む。(117)戦争が終わり、だれもが家に帰れますように エリナー…

エリナー・エスティスの『すえっ子のルーファス』(1943。渡辺茂男訳、岩波少年文庫)は、《モ…

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千野 帽子
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岩波少年文庫を全部読む。(116)これまでの自分であることに飽きて、新しい自分になろ…

エリナー・エスティスの『ジェーンはまんなかさん』(1942。渡辺茂男訳、岩波少年文庫)は、《…

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千野 帽子
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岩波少年文庫を全部読む。(115) 100年前のシングルマザーと4姉弟 エリナー・エステ…

『元気なモファットきょうだい』(1941。渡辺茂男訳、岩波少年文庫)は、米国の児童文学者エリ…

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千野 帽子
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岩波少年文庫を全部読む。(114) バッドエンドとハッピーエンド、2本のクリスマススト…

12月になりました。たまたまですが、1本はバッドエンドな、もう1本はハッピーエンドなクリスマ…

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千野 帽子
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岩波少年文庫を全部読む。(26)わきまえない女・ピピネラ登場 ヒュー・ロフティング『…

(初出「シミルボン」2021年3月25日) 『サーカス』の直接の続篇 『ドリトル先生の動物園』…

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千野 帽子
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岩波少年文庫を全部読む。(25)ベルギーの名探偵犬、鼠文学に登場 ヒュー・ロフティング『ドリトル先生の動物園』

(初出「シミルボン」2021年3月18日) 『航海記』の直接の続篇 『ドリトル先生のサーカス』に続くシリーズ第5作。  作中時間からすると第2作『ドリトル先生航海記』の直接の続篇ということになります。  『航海記』のエンディングは、スタビンズを含む先生一行が〈大ガラス海カタツムリ〉の殻に入って海底を通ってクモサル島から英国に戻る、という印象的なものでした。本書冒頭で先生たちは、留守を守っていた家鴨のダブダブや豚のガブガブらに迎えられます。  本書はざっくり3つの部分か

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岩波少年文庫を全部読む。(24)塀の中のドリトル先生 ヒュー・ロフティング『ドリトル…

(初出「シミルボン」2021年3月11日) 「エピソードIII」か、それとも真の「エピソードII」な…

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千野 帽子
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岩波少年文庫を全部読む。(23)「オシツオサレツ」というフレーズの妙 ヒュー・ロフテ…

(初出「シミルボン」2021年3月4日) ふたたび、スタビンズ誕生以前の物語 『ドリトル先生航…

千野 帽子
2年前
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