脳梗塞鍼灸師*望月ちまめ

多発性脳梗塞で両下肢麻痺の鍼灸師。 膠原病のSLEがベースで、血栓できやすい合併症のA…

脳梗塞鍼灸師*望月ちまめ

多発性脳梗塞で両下肢麻痺の鍼灸師。 膠原病のSLEがベースで、血栓できやすい合併症のAPSで脳梗塞発症。 脳梗塞のことをはじめ、膠原病のことなど中心に書いていきます。 Instagramの方では女性鍼灸師の開業サポートしてます🌱

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読みに来てくださってありがとうございます⟡.· 持病の膠原病が脳梗塞を起こし、入院中(記事投稿時点)の鍼灸師です。 リンク化していない項目はこれから書いていく予定なのでお楽しみに! お題、リクエストもお待ちしております。 自己紹介系 ・脳梗塞発症前はこんな生活してました 脳梗塞のこと(脳のこと) ・脳梗塞鍼灸師が後遺症にセルフアプローチしてるツボご紹介 ・麻痺と痛みの違い ・結局、リハの先生って何してるの?(筋トレだけではない) ・退院後やりたい脳梗塞鍼灸師プ

    • 主治医とのかかわりかた | ステロイド量を調節をさせてくれるなんて!

      『患者力』だいじ 私がSLE発症から20年以上のこれまでの闘病生活で学んだことの一つに、「患者力」の大切さがあります。 これは単に医師に頼るだけでなく、自分自身が積極的に病気や治療法について学び、主体的に関わる力。 病気と向き合い続ける中で、自分の体調をもっと深く理解することが求められていると感じました。 実際、入院前に私は主治医からステロイドの量を自分で微調整する許可をもらっていました。 週末オフでお家を出ないまったりの日と、平日のお仕事の件数多い活動日で、同じス

      • MAX体重83kg、入院前63kg、今45kg

        改めて見ると激変ボディ。 私の体重の変化は、ただの数字ではなくて、深い背景があります。 83Kgまで育ちました 身長160cmの私は、20歳前後には過食症で体重がMAX83kgまで増えてしまいました。 その原因は持病の膠原病が脳細胞を攻撃し精神的なバランスが崩れてしまったこと、そして育った環境、いわゆる「プチ毒親」の影響が大きかったんです。 小さい頃からぽっちゃり系でしたが、気づけばドカ食いレベルで食べてストレスを紛らわせ、心のバランスを保つしかなかったのだと思いま

        • 私が体験した脳梗塞の前兆症状 | でも頭の検査はしてくれなくて

          脳梗塞の前駆症状(前兆症状)として、体験したことのお話。 こちら↓でも書いておりますが、今回は前駆症状などについてフォーカスして書かせていただきます。 私に起こったのは、半側空間無視と閃輝暗点という前駆症状でした。 私が半側空間無視 に気付いたのは、マンガを読んでいるときでした。 セリフの一番右の列が視野をずらすなどすると、行があるのは分かるものの内容が理解できませんでした。 マンガのセリフが上手く読めず、ふと視界を上げたら閃輝暗点が起きてることに気付きました。

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          脳梗塞だけど、片麻痺じゃないレア麻痺

          脳梗塞と聞くと、多くの人は片麻痺を思い浮かべるかもしれません。 実際、脳梗塞で片側の手足が動かなくなるケースが多いのも事実。 でも、私の場合はちょっと違うのです。 私は同時に3ヶ所つまらせる多発性脳梗塞を発症してしまい、その結果両下肢が麻痺してしまいました。 ただ右半身の方が麻痺が強めで、両手はそれなりに動くものの、右上半身や舌の動きは右が若干程度弱め、下肢は右足の方が動きが悪いベースがある両下肢麻痺な人です。 * 両下肢麻痺というと、片麻痺に比べてあまり知られてい

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          今日になったくらいの時間に 寒い~とめざめて、40℃の熱発してました。 今は微熱程度に下がったけど、キツかったです。 なので、今日はつぶやき投稿です。

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          おしっこくだ(導尿バルーン)も受け入れたらそれなりに便利 | おシモの話

          導尿バルーンって、みんな知ってますかー? 私の場合は、脳梗塞で下半身が動かないから、トイレに行くのも一苦労。 というか行けないし、腎臓にダメージ来やすい持病(膠原病のSLEはループス腎炎を起こしやすい)だから、尿量管理が必要になるの。 そこで登場したのが、この「バルーンカテーテル」ってやつ。 簡単に言うと、管を通してバルーンというおしっこ溜めとく袋に一定量溜めながら、おしっこを外に出すっていうシンプルな仕組み。 最初のうちは「え、これ私の体に?」ってビビったけど、意

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          拘束衣と抑制ミトンして前後不覚だったお話 | 脳みそ溶けてたんです

          抑制衣(拘束衣)って着たことある方いますか? アニメや漫画で見るような拘束衣のではなく、介護するの中で危ない動きをさせないためのものです。 脳梗塞で倒れた私は、約二週間もの間意識不明の状態に陥っていました。 そしてやっと目を覚ました時、脳がぼんやりしていて何が起こっているのか全然わからなかったんです。 気がつくと両手には「抑制ミトン」、体は拘束衣着てる上から腕をベッドに固定されていましたが、状況を理解できず。 自動計測される付けっぱなしの血圧計も、理解出来なければ3

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          40代が終の住処!?の療養病棟へ行くの巻

          こんにちは、ちまめです。 今日はちょっと個人的なお知らせがあります。 今の回復期リハビリ病棟での入院生活が、そろそろ終わりを迎えそうです。 リハビリをがんばってき少しずつ体の動きは良くなってきたんですが、内臓の不調はまだ続いていて次のステップに進むことになりました。 次は、今週か来週あたりに隣の療養病棟に移る予定です。 ベッドの空き次第なんですけどね。 * ところで、皆さん「療養病棟」ってご存じですか? あまり聞きなれないかもですね。 ざっくり言うと、療養病棟は

          40代が終の住処!?の療養病棟へ行くの巻

          膠原病のSLEを当事者が優しく解説してみよう

          ちまる優しい解説シリーズ SLEとは SLE(Systemic Lupus Erythematosus、全身性エリテマトーデス)は、免疫系が自分の体の健康な細胞や組織を攻撃してしまう自己免疫疾患の一つです。 この病気は 関節、皮膚、腎臓、心臓、肺、脳、血液など、体の様々な部分に影響を与える可能性があって、結構厄介な病気です。 SLEの特徴 SLEは大体が発症したら慢性化する病気ではあるけど、急に症状が現れることもあります。 症状が出る時期を「flare(フレア)」

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          膠原病(APS)が引き起こした脳梗塞

          21歳で膠原病のSLE(全身性エリテマトーデス)と診断されたあと、約1割が合併症として発症するAPSもあると24歳頃に診断されました。 APS(抗リン脂質抗体症候群)は血液が固まりやすくなる病気で、それが原因で血栓ができやすく、結果として脳梗塞を引き起こしてしまうことがあるそうです。 当時は「何それ?」って感じでした。 聞いたことのない病名に戸惑いながらも、SLEの治療のステロイド治療に加え、抗血栓薬も飲む日々が始まったわけです。 入院歴三回の現在三回目 今回の入

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          ちまるさんの恋愛論 | お仕事が大好きなんです

          今日のリハ担当の先生が、首がつっかえて頭が後ろに倒しづらいから目薬が大変〜という話が、座るのを長くする練習の中で出たのです。 途端キラーンとする私キタ━(゚∀゚)━! なになに、首のどこ?と聞いて、彼女の腕を拝借。 肘周りグリグリして、5分ちょいでだいぶ首の動き出せたのです。 硬さ全部抜けはしなかったけど、久々の施術で楽しかった〜! リハの時間なのに私怒られないかな?と先生は言ってたけど、私の手のリハビリになってるからよしっ!と笑ってのリハタイムでした。 施術バ

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          ちまめさんは男性の顔の趣味が悪い | イケメンこわい

          どうにも惹かれてしまうお顔ってあるよね。 見た目から好きになる(大事) 私は森山未來さんのお顔が大好き。 一昨日20代半ばの子と恋バナをしていた時のこと。 男性の好みの顔はどんな?という話になって、最近マスコミの露出が少ない未來くんを知らなかったので検索してもらったら、画像検索結果見ながら「うふっ、うふふ」と苦笑混じりの笑い声。 えーかっこいいじゃーん!最高にキュンとする!!とは思うけど、世の中のイケメンとモテはやされてる方のお顔と違うのはわかるし、何ならイケメンこ

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          介護でお世話になってても言いたいワガママ | 妥協や受容も大事だけど

          この文章は前の2作で掘り下げた「妥協」と「受容」についての話のまとめのつもりです。 妥協が当たり前になる 介護を受ける生活になると、「受容」や「妥協」が自然に増えてきますよね。 人の手を借りるのが普通になると、自分の思い通りにいかないのも当たり前になり、その状況に感謝するのも大事だってわかっていても、全てを我慢するのはやっぱりつらい。 日々の介護で「こうしてほしいな」とか「これだったら楽なのに」と思うこともありますが、相手に負担をかけたくないから、本音を言えないことも

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          両下肢麻痺の女性患者が直面するお手洗い介助事情 | おシモへの特別な気持ち

          両下肢麻痺になってからというもの、お手洗いにまつわるあれこれが大きなチャレンジとなりました。 私の場合は、実はお小水と排便で話が変わってきます。 私はお小水は導尿バルーン管理となっている人なので尿漏れなどはないのですが、排便はオムツ交換が必要になります。 また、陰部洗浄も毎日あります。 これらには少し、というかかなり、特別な気持ちが絡んでくるんです。 おしもへの特別な気持ち まずオムツ交換自体が自分ではできないため、介助してくださる方にお願いする必要があります。

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          男性に介護ケアされる女性患者の抵抗感、どう克服する?

          異性に介護されることって、実際どう感じるものなのか、気になったことはありませんか? (特に女性患者が男性スタッフにお世話されるときに感じること) 私自身、入院している40代の女性患者として、医師やナース・ケアワーカースタッフさんをはじめ、日々多くの方々にとてもとてもお世話になっております。 その中で、お風呂介助を男性スタッフにされるのは正直なところ、最初はかなりの抵抗感を感じました。 今日はその理由と、どうやってその感情と向き合ってきたかをお話ししたいと思います。 ※

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